受験生へのアドバイス
「専門知識も重要ですが、自分の感性なども含めた自己理解と、臨床心理士の役割についての理解も不可欠です。開かれた姿勢の方をお待ちしています。」
入試時期
年2回(10月、2月)
募集人数
5名
出願期間
秋期:2024年9月17日(火)~9月24日(火)
春期:2025年1月17日(金)~1月24日(金)
試験日
秋期:2024年10月5日(土)
春期:2025年2月8日(土)
試験科目
・一 般:英語(臨床心理学分野に関するもの)、臨床心理学、口述試験
・社会人:臨床心理学、口述試験
※口述試験は、1次選考(筆記試験)合格者のみを対象とする。
提出書類
大学院入学後の研究計画(2000字程度)
卒業論文があればその要旨(800字程度)
社会人入試
■社会人入試 出願資格
・次の(1)~(3)のいずれかに該当し、かつ(4)・(5)のいずれかを満たす女性、もしくは(6)を満たす女性。
(1) 大学を卒業した者
(2) 外国において学校教育における16年の課程を修了した者
(3) 文部科学大臣の指定した者
(4) 上記(1)~(3)のいずれかの資格を取得後、3年以上を経過した者
(5) 正規の職員として在職する国・地方自治体の機関、教育・研究機関、民間企業等
より推薦された者
(6) 大学卒業資格を有していない者であっても、個人の能力と専門領域の研究歴など
から大学を卒業した者と同等以上の学力があると本大学院の個別審査により認め
られた、25歳以上の者
■社会人入試 選考方法
・筆記試験:臨床心理学
※研究業績審査で代替して受験することが認められることがある。希望者は予めその旨を申し出ること。
・口述試験:第1次選考合格者のみ
合格発表日
秋期:2024年10月10日(木)
春期:2025年2月13日(木)
応募状況
■過去の入試結果(臨床心理分野)
(1)一般入試
【2023年度】
秋期:志願者7名、合格者2名
春期:志願者5名、合格者2名
【2022年度】
秋期:志願者12名、合格者2名
春期:志願者8名、合格者2名
【2021年度】
秋期:志願者7名、合格者1名
春期:志願者4名、合格者3名
【2020年度】
秋期:志願者8名、合格者3名
春期:志願者3名、合格者0名
【2019年度】
秋期:志願者5名、合格者3名
春期:志願者2名、合格者1名
【平成30年度】
秋期:志願者13名、合格者3名
春期:志願者4名、合格者2名
【平成29年度】
秋期:志願者19名、合格者4名
春期:志願者8名、合格者2名
【平成28年度】
秋期:志願者7名、合格者3名
春期:志願者8名、合格者2名
【平成27年度】
秋期:志願者15名、合格者5名
春期:志願者3名、合格者0名
【平成26年度】
秋期:志願者11名、合格者4名
春期:志願者5名、合格者0名
【平成25年度】
秋期:志願者14名、合格者4名
春期:志願者9名、合格者1名
【平成24年度】
秋期:志願者12名、合格者3名
春期:志願者8名、合格者1名
【平成23年度】
秋期:志願者11名、合格者2名
春期:志願者8名、合格者2名
【平成22年度】
秋期:志願者7名、合格者3名
春期:志願者6名、合格者1名
【平成21年度】
秋期:志願者8名、合格者2名
春期:志願者5名、合格者2名
(2)社会人入試
【2022年度】
志願者なし
【2020年度】
秋期:志願者なし
春期:志願者1名、合格者0名
【2019年度】
秋期:志願者1名、合格者0名
春期:志願者4名、合格者4名
【平成30年度】
志願者なし
【平成29年度】
秋期:志願者1名、合格者1名
春期:志願者1名、合格者0名
【平成28年度】
秋期:志願者1名、合格者0名
春期:志願者2名、合格者0名
【平成27年度】
秋期:志願者なし
春期:志願者3名、合格者1名
【平成26年度】
秋期:志願者なし
春期:志願者なし
【平成25年度】
秋期:志願者1名、合格者1名
春期:志願者1名、合格者0名
【平成24年度】
秋期:志願者1名、合格者0名
春期:志願者2名、合格者0名
【平成23年度】
秋期:志願者1名、合格者0名
春期:志願者4名、合格者0名
【平成22年度】
秋期:志願者4名、合格者0名
春期:志願者なし
入試説明会
■2024年オープンキャンパス
日時
・2024年4月21日(日)
・2024年7月14日(日)
・2024年8月10日(土)
・2024年10月19日(土)
場所
・大学構内にて
予約制
備考
※一般入試には外国語試験免除型もある(出願要件については要項参照)。
※研究室訪問をする場合、事前にメールによる連絡が必要
キーワード
・発達臨床
・遊戯療法
・箱庭療法
・コラージュ療法
・児童臨床
研究科の概要・特色
●徹底した少人数教育で質の高い臨床心理士を育成します
すべての講義、演習、実習において少人数教育を徹底しています。
相談室での実習、学外実習においてもすべて学内の専任スタッフが個別のスーパーヴァイズ、丁寧で決め細やかな指導が特徴です。
実際の面接を行うことを視野において個別の事例や理論について詳細に検討・学習することができるのに加えて、学生の疑問や質問も個々に取り上げて対応することができています。また、それぞれの学生の気質や特質を理解して、学生に応じた指導を心がけています。
●付属の心理臨床相談室での実習が充実
学外のクライエントを対象とした、実際の臨床実習が1年生後期から始まります。
専任教員による個別スーパーヴィジョン、合同検討会などで丁寧に指導します。
●学外実習の充実
2年次に1年間(半年間、2か所)の学外実習を行います。学生の希望にそって、精神科単科病院、総合病院心療内科、クリニック、小学校、中学校、高等学校など幅広い実習施設と連携をしています。各自の研究領域や将来就職を希望する領域での実習が可能です。
求める人材
本学は女子学生のみを受け入れる女子大学であり、大学院も例外ではありません。それぞれの個性や女性性を尊重し、女性であることを活かした臨床の在り方を目指しています。つまり、女性ならではの感性や受容する能力を活かした心理的な援助を行うことが目標です。そのために積極的に自ら感じたり、考えたりする能力を持ち、対人的な援助に関心がある学生を求めます。
担当教員
■指導教員/研究課題
●今村 友木子 教授[臨床心理学、心理療法、心理検査法]
・コラージュ療法、描画療法に関する研究
・表現技法によるアセスメントに関する研究
・教育現場における心理的援助に関する研究
●加藤 大樹 准教授[臨床心理学、心理療法、心理検査法]
・芸術療法・投影描画法に関する基礎的研究
・青年期における心理特性・援助方略に関する研究
・子育て支援におけるグループアプローチに関する実践的研究
●川瀬 正裕 教授[臨床心理学、心理療法、心理検査法]
・発達障害の子どもと家族に対する援助
・子どもから思春期の精神発達と臨床心理学的問題の理解と援助
・学校、保育園、幼稚園、福祉施設などと心理臨床的活動の連携
・発達障がい児への学習支援・教材および教授法の研究
●北折 充隆 教授
・社会規範からの逸脱行動に関する研究
・道路交通法に関する心理学的研究
・裁判の量刑判断に関する研究
●定松 美幸 教授[精神療法、精神医学]
・児童期・青年期の精神障害者への援助
・全般的精神医学的問題
・精神障害の神経学的・生物学的研究
●仁里 文美 教授[臨床心理学、心理療法、心理検査法]
・深層心理学的な精神力動と、それに関わる臨床心理学的問題の理解と援助
・描画法、箱庭療法といった芸術療法に関する研究
・乳幼児期から青年期にいたる発達と教育に関する研究
●渡辺 恭子 教授 [臨床心理学、心理療法、心理検査法、芸術療法]
・統合失調症患者を対象とした心理療法の研究
・認知症疾患患者を対象とした心理療法の研究
・音楽聴取による心理学的、生理学的変化に関する研究
キーワード