入試時期
年2回(8月、12月)
募集人数
1期:12人2期: 若干名
出願期間
1期:令和6年7月23日(火)~25日(木) 17時(必着)
2期:令和6年11月29日(金)~12月3日(火)17時(必着)
試験日
1期:令和6年8月26日(月)
2期:令和6年12月21日(土)
試験科目
●専門科目
・英語による心理学に関する問題(辞書持ち込み可)
・臨床心理学(基礎心理学を含む)
●面接
提出書類
研究分野の志望等調書
社会人入試
■出願資格
令和6年3月31日までに2年以上の業務経験を有する者
ただし、官公庁・企業・教育機関等に原則として各種実務者又は技術者として在職し、指導を希望する専門分野において実務の経験を有する者で、入学後も継続的な相談業務活動を行う者。
■試験科目
・日本語による心理学に関する問題
・臨床心理学(基礎心理学を含む)
・面接
合格発表日
1期:令和6年9月18日(水)10時
2期:令和7年1月22日(水)10時
応募状況
■過去の入試結果
※令和2年度以前は改組前のデータ
【2018年度入試】
1期:志願者20名、合格者14名
2期:志願者4名、合格者1名
【2017年度入試】
・1期:志願者22名、受験者22名、合格者14名
・2期:志願者3名、受験者1名、合格者0名
【2016年度入試】
・1期:志願者20名、受験者20名、合格者14名
・2期:志願者4名、受験者4名、合格者1名
【2015年度入試】
・1期:志願者22(2)名、受験者22(2)名、合格者14(0)名
・2期:志願者 6(3)名、受験者 6(3)名、合格者 1(0)名
【2014年度入試】
・1期:志願者18(1)名、合格者14(0)名
・2期:志願者 7(0)名、合格者 1(0)名
【2013年度入試】
・1期:志願者16(0)名、合格者12(0)名
・2期:志願者 5(2)名、合格者 1(0)名
入試説明会
入学試験説明会(臨床心理学専攻)を開催いたします!
【開催日時】
2024(令和6年)6月14日(金)18:00~
【会 場】
総合科学部3号館1階 スタジオ
※Zoomによるオンライン参加も可能です。
【プログラム】
1.研究科・専攻の特色,カリキュラム等について
2.入学試験について
3.担当教員と研究指導内容について
4.質疑応答 等
【参加方法】
どなたでもご参加いただけます
申し込みフォームから申し込むか,氏名・ご所属を
【お問い合わせ】に記載のアドレスまでメールでご連絡ください
徳島大学総合科学部事務課学務係
Mail:skgakumk@tokushima-u.ac.jp TEL:088-656-7108
備考
改組のお知らせ
徳島大学大学院 総合科学教育部 臨床心理学専攻 は2020年4月に、創成科学研究科 臨床心理学専攻に改組されます。
キーワード
・認知行動療法
・発達障がい
・被害者支援
・医療
・音声言語
研究科の概要・特色
心の健康の回復と保持増進の観点から,地域社会の構築に貢献できる人材になる
文理横断的視点を持ち,心の健康の回復と 保持増進を実践する人材の養成
うつ病などの精神疾患,児童虐待や発達障がい,不登校やいじめ,犯罪被害者・加害者の心理的問題,労働者のメンタルヘルス不全など,我が国における心の健康の問題は喫緊の課題です。さらに,南海大地震など巨大災害時に生じる心理的問題も地域の重要課題です。そのため,今,地域では,臨床心理学の諸分野における高度な専門的知識と汎用的知識,関連領域に関する幅広い知識を備え,心の健康の回復と保持増進の観点から,地域社会の構築に貢献できる人材が強く求められています。
「公認心理師」養成への対応
本専攻においては,「臨床心理士」及び「公認心理師」の2つの受験資格取得が可能なカリキュラムを編成している。また,保健医療,福祉,教育,司法・犯罪,産業・労働等,地域社会の様々な領域における心理支援のニーズと密接に連動した,実践的な心理学教育を実施する。
文理横断的視点の醸成
「研究科共通科目」に「研究科基盤教育科目」(データサイエンス)(2単位必修)及び「グローバル教育科目群」「イノベーション教育科目群」(各1単位以上選択必修)を置き,文系・理系の枠を超えて必要となるデータサイエンスの基礎知識,国際社会に対応できるグローバルな視点,科学・技術イノベーションにかかる最新の研究トピックに関する知識,また多様な学問分野のアプローチに触れることを通して,物事を多面的に捉える視点を身につけさせる。さらに研究室を超えた学生が共同で文献講読や研究発表を行い討議する「臨床心理分野横断セミナー」の受講を通じて,専門分野の狭い枠にとどまらない,文理横断的視点を持つ人材を養成する。
求める人材
■全学アドミッション・ポリシー
徳島大学は、その理念、目標、学位授与の方針(ディプロマ・ポリシー)および教育課程編成・実施の方針(カリキュラム・ポリシー)を踏まえ、卓越した学術および文化を継承するとともに学びの志と進取の気風をもち、未来へ飛躍する人材を養成するため、課題に対し自ら積極的に取り組む主体性、社会の多様性を理解できる能力、協働性をもった次のような人を求めています。
○博士前期課程及び修士課程
・専門的知識と論理的思考を備え、明確な問題意識をもって研究を進める能力に加え、専門的な職業に従事できる高度な能力を修得しようとする人
・多様な情報を的確に把握し、自らの自由な発想でその真偽と活用を判断し、高い倫理観・責任感を身につけ、自立して行動しようとする人
・世界水準を目指す研究成果の発信により、地域を発展させる産業創出又は医療の深化・発展のために貢献しようとする人
■臨床心理学専攻アドミッション・ポリシー
博士前期課程臨床心理学専攻では、人文・社会・自然科学からなる総合科学の視点に基づく幅広い知識と論理的思考を備え、臨床心理学の課題研究と地域社会の問題解決にあたる人材の育成を目指し、次のような人物を求めています。
(知識・技能、関心・意欲)
自らの専門領域を中心とした幅広い知識や技能を身につけた上で、総合科学の視点と、臨床心理学の課題探究に強い関心を持ち、将来、心のケアに関わる専門的な職業(臨床心理士)に従事することを志す人
(思考力・判断力・表現力等の能力)
専門領域の知識・技能を活用して多様な情報を的確に把握し、適切な手法を用いて課題を解決する能力、及び自らの考えを論理的にわかりやすく表現する能力を有する人
(主体性を持って多様な人々と協働して学ぶ態度)
高い倫理観と責任感を有し、多様な領域の人々と協働しながら、臨床心理学の課題探究と地域社会の問題解決に主体的に取り組む意欲を持つ人
担当教員
●内海 千種 教授
心的外傷体験や喪失体験による心身の反応と、反応を引き起こす要因や反応への対処法との関連などについて、臨床心理学的観点から検討を行う。
修士論文の作成にあたっては、研究計画や執筆にかかわる基本的なスキルの獲得と共に、自身の考えの前提となっている価値構造などにも注意をむけ、多面的な視点から研究を行うことができる能力の養成を目指す。
●佐藤 健二 教授
修士論文作成のための指導を、主に臨床社会心理学、認知行動療法の観点から行う。すなわち、臨床社会心理学や認知行動療法などの観点から捉えることが有意義なテーマについて、学生が、問題提起、計画立案、データ収集・解析、考察、執筆することが出来る能力を要請することを目指す。具体的なテーマとしては、トラウマを開示することが心身の状態に及ぼす影響、社会不安障害の認知行動モデルの検討などである。
●佐藤 裕 教授
扱うテーマは、視・聴覚を中心とした知覚機構及び注意・記憶・コミュニケーション・言語等に関する認知機能である。また、それらの発達や障がいを対象とすることで臨床的な観点から知覚や認知を検討する内容を扱うこともあり得る。修士論文作成に関する具体的な指導内容は、テーマの選定、研究計画立案、実験・研究の実施、論文のまとめ方等、であり、主に実験的手法による研究に基づく論文作成法を身につけることを目指す。
●榎本 拓哉 准教授
神経発達症群の児童・家族を支える支援システムの開発に関する研究
●甲田 宗良 准教授
認知行動療法やマインドフルネスのメカニズムおよび社会実装に関する研究
●津村 秀樹 准教授
ストレス,抑うつ,不安,依存等の認知生理心理学的研究
●福森 崇貴 准教授
修士論文作成に関わる一連のスキル獲得を目指す。感情や共感に関わる諸問題や、がんなどの身体疾患患者およびそれを支援する医療従事者の精神的健康について学生各々がテーマを見出し、臨床心理学や医療心理学、サイコオンコロジーの観点から検討を加える。具体的には、問題提起とテーマ設定、研究計画立案、データの収集・分析、執筆、発表の仕方などについて指導を行う。
●山本 哲也 准教授
抑うつや不安をもたらす心の脆弱性の可視化・予測・克服に関する研究
●横谷 謙次 准教授
家族・コミュニティ・犯罪に対する心理学的研究
キーワード