九州ルーテル学院大学大学院
人文学研究科
「さらに深く”こころ”を学ぶ」をテーマに
人間心理とその障がいを深く理解して支援する
公認心理師を養成します
入試時期
年1回(10月)
募集人数
5名(一般選抜、社会人特別選抜、外国人留学生特別選抜の合計)
出願期間
2024 年 9 月 17 日(火)~9 月 27 日(金)(必着)
試験日
2024 年 10 月 5 日(土)
試験科目
・専門試験(公認心理師カリキュラム学部レベルの心理学の知識)
・英語(辞書持ち込み可,電子辞書は不可)
・口述試験(志望理由・研究計画書等に基づいて,複数の教員により面接を行う)
提出書類
志望理由・研究計画書,出身大学(最終学歴)の成績証明書・卒業証明書または卒業見込証明書,略歴記入票
社会人入試
出願資格:一般選抜資格に加えて、出願時点で 2 年以上の社会人の経験(就業の有無は問わない。)を有する者 ※25 歳以上であること
試験内容:一般入試と同様
合格発表日
2024 年 10 月 17 日(木)
入試説明会
研究科の概要・特色
公認心理師を養成するための教育を行います。
担当教員
●古賀 香代子 教授 / 研究科長
【専門分野】臨床心理学
【研究テーマ】臨床的マインドフルネス研究 / 心理教育とSST / 障害者就労支援の心理支援
【学生へのメッセージ】心理療法で大事にするのは、「今、ここ」(Here and Now)。今を大事にするって、本当にすごいことだと実感しています。そして、いつも「心理学っておもしろいなあ」と思うのです。ここでいっしょに心理学を学んでみませんか。
● 有村 達之 教授
【専門分野】臨床心理学 / 心身医学 / 認知行動療法 / 慢性痛
【研究テーマ】慢性痛(痛覚変調性疼痛)に対する認知行動療法の効果
【学生へのメッセージ】慢性の痛みの患者さんに、ペインクリニックで認知行動療法というカウンセリングを提供する仕事をしています。ペインクリニックとは痛み治療をする診療科です。病院では今までなら心理の仕事があるとは考えられなかった領域でも仕事のニーズが増えています。若い皆さんのチャレンジを期待します。
● 岩永 靖 教授
【専門分野】精神保健福祉 / 学校ソーシャルワーク
【研究テーマ】チーム学校における多職種協働 / 児童期のメンタルヘルス課題 / スクールソーシャルワーカー養成 / 精神障害者の地域生活支援
【学生へのメッセージ】現代社会には精神疾患を始め、不登校やいじめ、児童虐待など多くのメンタルヘルス課題が存在しています。またその人たちの生きづらさは社会的関係の中で生じてきています。そのような課題を抱えている方たちへの支援と暮らしやすい社会について、一緒に考えてみませんか。精神保健福祉の視点からともに学んでいきましょう。
● 河田 将一 教授 / 副学長
【専門分野】特別支援教育 / 障害児者臨床心理学 / 臨床発達心理学
【研究テーマ】園・学校におけるケース検討会の在り方 / 他機関連携に基づく特別支援教育 / 親の会等を基盤とした当事者支援活動の在り方
【学生へのメッセージ】特別な支援の必要な子どもたちの教育・支援に従事したいみなさんが本学で学んでくださり、座学による学びに留まらず、4年間の「継続した支援実践」を通して座学で得た知見を融合させて、「当事者及び家族の心に寄り添った教育・支援」のできる人材として活躍してくださることを期待しています。
● 高野 美雪 教授
【専門分野】学校教育臨床学 / 予防医学
【研究テーマ】認知発達 / 環境 / 健康に関する予防医学的検討 / 不登校支援 / 発達障害児支援
【学生へのメッセージ】小児医療や学校現場で臨床心理士・公認心理師として勤務してきました。大学では、教育、認知発達、公認心理師養成に関する授業を担当しています。授業から、子どもに向き合い、寄り添う気持ちを大切にしていける気持ちを学んで欲しいです。
● 和田 由美子 教授
【専門分野】基礎心理学 / 生物心理学
【研究テーマ】感情による涙・泣きの社会的機能 / 生理的嫌悪感の個人差の規定因
【学生へのメッセージ】心理学研究の面白さは、人の心や行動についての素朴な疑問を研究テーマにできるところにあると思います。人の心について日々の疑問がつきないみなさん、一緒に心について研究してみませんか。
● 石坂 昌子 准教授
【専門分野】臨床心理学
【研究テーマ】死の意味づけに関する臨床心理学的理解と援助 / 難病患者・家族のQOL支援 / インターネットゲーム障害の尺度開発 / バウムテストの国際比較
【学生へのメッセージ】心理学は高校ではあまり馴染みのない学問かもしれませんが、日常生活にも心理学や心理支援のヒントが意外と潜んでいます。心理学の楽しさ、心理支援の奥深さ、そして学びや研究の醍醐味を一緒に探していきましょう。
● 久﨑 孝浩 准教授
【専門分野】感情心理学 / 発達心理学
【研究テーマ】内受容感覚と自己意識・感情の関連性 / 身体化認知を成立させる内受容感覚の働き / 視点取得獲得における自己主体感と客体的自己意識の役割 / 共感的コミュニケーションにおける感性の実態と働き
【学生へのメッセージ】高度に情報化してスマホやPCが手放せなくなった時代の中、何が大切なのか。私たちに重要なメッセージをくれる感情や身体、感情・身体を媒体とした体験で形作られた知性…?本学で学べばそれが少し分かってきて進むべき道もはっきり見えてきます。もちろん、そのような堅苦しいこと以外も幅広く学べます。
● 増本 利信 准教授
【専門分野】特別支援教育 / 学習障害 / 教育心理 / 感覚統合
【研究テーマ】読み困難児のための効果的な支援のあり方 / 通級指導教室における効果的な指導のあり方 / 感覚の特異性のある児童への対応のあり方
【学生へのメッセージ】学ぶことや他者との関わりなどで苦戦している児童生徒の役に立ちたいと思っています。みなさんと一緒に学びたいです。よろしくお願いします。
● 疋田 忠寛 講師
【専門分野】臨床心理学
【研究テーマ】子どもたちの援助要請を高める要因 / ゲーム・ネット依存への対応・支援 / ストレスマネジメント教育
【学生へのメッセージ】心の問題がクローズアップされてきている現在の世の中で、心理学の知識を学んでおくことはとても有用です。人の心の仕組みや、悩みを抱えている人への支援について興味を持っている高校生の皆さん、一緒に学んでいきましょう。
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