入試時期
年2回(8月、2月)
※第2次募集は、第1次募集の結果にかかわらず実施します。
募集人数
第1次募集・第2次募集の合計で40名(現代システム科学専攻全体で)
出願期間
第1次募集:2024年6月28日(金)~7月10日(水)
第2次募集(実施の場合):2024年11月29日(金)~12月11日(水)
試験日
第1次募集
1日目:2024年8月27日(火)
2日目:2024年8月28日(水)
第2次募集
1日目:2025年2月16日(木)
2日目:2025年2月17日(金)
試験科目
・専門科目:基礎心理学および臨床心理学に関する問題
(臨床心理学に関する英文を読解し、それに関する
設問に解答する問題を含む)
・口頭試問:研究計画書、卒業論文について問う
(試験1日目発表の筆記試験合格者のみ)
提出書類
研究計画書
社会人入試
【出願資格】
・我が国の大学を卒業し、入学時において卒業後 4 年以上経過している者など
合格発表日
第1次募集:2023年9月15日(金)10時
第2次募集:2024年2月16日(金)10時
応募状況
※研究科全体
※2021年度以前は大阪府立大学大学院
【2024年度】
志願者83名、受験者79名、合格者34名、入学手続者31名
【2023年度】
志願者89名、受験者81名、合格者38名、入学手続者34名
【2022年度】
志願者79名、受験者77名、合格者38名、入学手続者34名
【2021年度】
一次:志願者95名、受験者87名、合格者57名、入学手続者56名
二次:志願者45名、受験者39名、合格者18名、入学手続者16名
入試説明会
入試説明会はオンラインで開催します。現代システム科学研究科に興味のある方はぜひご参加ください。
【2024年6月開催】オンライン入試説明会のご案内
※2024年6月のオンライン入試説明会は終了しました。
臨床心理学分野
2024年6月8日(土) 10:00-12:00
備考
キーワード
・箱庭
・精神病理
・ロールシャッハ検査
・グループアプローチ
・特殊環境
研究科の概要・特色
臨床心理学分野では、心が自然・社会環境と密接に相互作用しているという観点から、従来の人文科学の枠組みを越えた領域横断的発想によって心と環境の関係を考え、21世紀の多様化した心の問題に対応していける臨床心理士の育成を目指します。具体的には,現代社会における自然環境と人間の共生関係の変化、特に自然環境から切り離されたことによる人間の生き方の変化、そして、社会環境における都市化や情報化、さらにはグローバル化、個人化による人間の価値観の変化などを自然科学や社会科学の最新知見を使って理解し、その理解をふまえて自然・社会環境と人間の心の相互作用のあり方、およびその相互作用を通して生起する心の発達と病理を多角的かつ総合的に把握できる臨床心理士を養成します。
臨床心理学分野は臨床心理士受験資格、公認心理師受験資格の両カリキュラムに対応しています。
求める人材
現代システム科学専攻では自らの専門領域における高度な研究を遂行する能力と、他領域の研究を理解し協働する力を兼ね備え、実社会における問題に適切かつ効果的な解決策を提供することで持続可能な社会の実現に貢献する人材を育成する。したがって、本専攻では次のような学生を求める。
1. 情報学、環境学、社会システム論、認知行動論、臨床心理学のいずれかにおける基礎的な研究能力を備え、異なる領域の研究成果への関心と理解力、および具体的な問題への応用力を有している人。
2. 理論的思考力を備え、構成で多角的な視点に立つ探究心を有している人。
3. 最新の知見から学ぶ意欲と向上心をもち、持続可能な社会の実現に積極的な姿勢を有している人。
以上に基づき、本専攻にふさわしい学生を迎えるため、次の1~5の能力や適正を身に付けた学生を選抜する。
1. 学士課程において幅広い科目を履修し、高い学力を有していること
2. 情報学、環境学、社会システム論、認知行動論、臨床心理学のいずれかにおける専門的知識と基礎的な方法論を身に付けていること
3. 英語による文献読解およびコミュニケーション能力を備えていること
4.研究に必要な論理的思考力をおよび分析力を有していること
5. 研究に強い意欲を持ち、持続可能な社会の実現に積極的な姿勢を有していること
担当教員
【指導教員】
●川原 稔久 教授(臨床心理学)
研究内容:心理療法での心の動きをイメージや身体を手がかりにして研究。
●川部 哲也 教授(臨床心理学)
研究内容:特殊環境における心理・意識についての研究。
●総田 純次 教授(精神病理学)(臨床心理学)
研究内容:心の病や心理療法の本質を問いつつ、臨床実践の理論的な枠組みを構築する。
※2026 年 3 月退職予定
●髙橋 幸治 教授(臨床心理学)
研究内容:無意識からの表現としてのイメージの働きを重視し、心理臨床活動を追求する。
●片畑 真由美 准教授(臨床心理学)
研究内容:心理臨床における表現:心理臨床面接におけるイメージ体験とその表現プロセスについての研究
●川部 哲也 教授(臨床心理学)
研究内容:特殊環境における心理・意識についての研究。
キーワード
- 箱庭
- 精神病理
- ロールシャッハ検査
- グループアプローチ
- 特殊環境