福岡県立大学大学院
人間社会学研究科
社会の変化に対応した住み良い地域社会作りと
住民の自己実現を援助する高度な専門的職業人の育成を目指します。
入試時期
年1回(10月)
募集人数
6名
出願期間
令和6年9月9日(月)〜令和6年9月17日(火)17時必着
試験日
令和6年9月28日(土)
試験科目
外国語(英語:辞書の持ち込み可)、専門科目、口頭試問 ※社会人は、外国語か小論文の選択可
配点はそれぞれ100、200、100
提出書類
研究計画書
社会人入試
■出願資格
通常の出願資格を有し、かつ、大学卒業又は最終学校の卒業・修了から3年以上経過する人とする。
■試験科目
社会人に該当する者は、外国語の代わりに小論文(日本語)を選択できる。
■社会人の学習に対する対応
社会人で就学される学生のために長期履修制度を導入。
この制度は、2年の標準修業年限である大学院修士課程を3年間で就学する制度。※要項参照
合格発表日
令和6年10月4日(金)
入試説明会
【福岡県立大学大学院人間社会学研究科人間社会学専攻心理臨床コース 進学説明会について】
6月5日(水)14時30分から、3号館3319教室にて、大学院進学説明会を実施します。(事前申し込み不要)
入試や、受験勉強についての説明を教員、現役の大学院生が行います。
また質疑応答の時間もありますので、大学院進学を希望される方は本学学部生、他大学の学生さん、社会人の方、ご所属問わずぜひご参加ください。
研究科の概要・特色
①心理学の基礎そ学習するとともに、心理的支援を必要とする人に対するカウンセリングなどの実践能力を養成します。心理臨床の専門性を高めながら、医療、福祉、教育等の分野で他の専門的職業人と協働し、十分に活躍できる心理学分野の高度な専門職業人を養成します。
②本専攻では、国家資格である公認心理師となるために必要な科目を配置しています。また、日本臨床心理士資格認定協会の第1種指定大学院です。
③1年次より特別研究を課し、心理学分野について主体的に必要な実習機関で2年間にわたって行い、心理療法や心理査定についての基本的な技能を実践的かつ体系的に身につけられるように配慮しています。
~科目履修の配慮~
社会人に対しては次の配慮を行います。
社会人入学者には1年間の昼間通学と、2年次は1年次に一定の単位を取得していることを条件に夜間・土曜日の通学で科目が履修できるよう配慮します。ただし実習を行うため、2年次にも平日昼間、週に複数日の当校が必要にです。
求める人材
現在、少子・高齢化、地方分権化、自己実現要求の高まりに伴って、地域政策、福祉政策、子ども教育、対人援助に関わる高度な専門的知識・技術を持った職業人が必要とされてきています。本研究科では、とくに、これらの専門知識を統合させ、地域社会において高度福祉社会の実現に向けて貢献できる人材を養成しようとしています。
そこで、学部教育を基礎として、より一層の専門性を持った人材を養成するとともに、職業人のリカレント教育の要請に応えることを目指し、3つの専攻を設置しています。このため、本研究科では、次のような大学院生を求めています。
1.専門分野における国内外の論文の読解力を有している人
2.専門分野において大学卒業程度の知識を有している人
3.専門分野の知識をもとに研究の見通しを立てることができる人
4.専門分野の知識をもとに新たな展開を表現できる人
5.専門分野に関心と問題意識を持っている人
6.高度福祉社会の実現のために、積極的に専門性を身につけ、役立てたいと考えている人
7.専門分野に関して自らの考えを論理的に伝えるためにスキルを有している人
8.フィールドワークや学外施設実習に必要なコミュニケーションスキルを有している人
担当教員
●上野 行良 教授
【研究内容】
1.人間関係の心理
2.ユーモア、笑い
3.現代青年の心理
●小嶋 秀幹 教授
【研究内容】
1.精神障害の地域啓発教育
2.自殺予防対策
3.地域、職域における精神保健
●岩橋 宗哉 教授
【研究内容】
1.病院における心理臨床
2.精神力動的心理療法に関する研究
3.カウンセラー養成についての諸問題
●吉岡 和子 教授
【研究内容】
1.対人関係における事故表出のあり方に関する研究
2.アサーショントレーニング・プログラムの実践研究
3.心理査定を用いた強迫性障害理解のための研究
●麦島 剛 准教授
【研究内容】
1.ストレスや情動反応の生理心理学的研究
●池 志保 准教授
【研究内容】(1)臨床における創造性の研究-理論生成の試み-
(2)発達と創造性に関する研究
(3)物語分析のよる女性の心理臨床的理解
●小山 憲一郎 准教授
【研究内容】
1.ストレス関連疾患における認知行動療法の研究
2.不安の受容を促す心理療法の作用機序に関する実証研究
●小林 亮太 講師
【研究内容】
1. 感情制御: ネガティブ感情を緩和する方略の研究
2. 内受容感覚: 身体と感情の関連についての研究
●古賀 なな子 助教
【研究内容】
1. 社交不安症者の人的資源に着目した臨床心理学的支援
2. セルフヘルプ・グループ
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