香川大学大学院
医学系研究科
医学系研究科で
臨床心理学を学ぶ。
入試時期
2回(8月、2月)
募集人数
10人
出願期間
前期:2024年7月18日(木)〜2024年7月30日(火)
後期:2024年12月18日(水)〜2025年1月6日(月)
試験日
前期:2024年8月22日(木)
後期:2025年2月6日(木)
試験科目
英語、専門科目(臨床心理学)、面接
提出書類
志望理由書、卒業論文概要、修士論文研究計画書
合格発表日
前期:2024年9月19日(木)
後期:2025年3月6日(木)
入試説明会
日 時:2024年6月22日(土)13:00スタート
実施方法:オンライン・ライブ形式
専用ページからお申込みください。
※申込受付期限:5月15日(水)13:00~6月21日(金)15:00
プログラム
12:40 ● 受付開始
13:00 ● 臨床心理学専攻概要説明
専攻の特徴とカリキュラム・教育・実習、心理臨床相談室、研究内容、
入試、資格(公認心理師と臨床心理士)、進路・就職
● 大学院教育内容紹介:「医学系研究科で臨床心理学を学ぶーその魅力と可能性」
● 学費、キャンパス再開発
● 質疑応答
13:40~14:00 ● 心理系大学院での学び (大学院生・修了生からのメッセージ)
14:00~14:30 ● 研究活動紹介
14:30~15:00 ● 個別相談、大学院生とのフリートーク
研究科の概要・特色
令和2年4月に臨床心理学専攻を開設しました!
~現代社会と地域が抱える諸問題にこたえる~
社会的格差や家族の問題を背景とした児童虐待、就学中のいじめや不登校、発達障害への支援、青年期以降の引きこもり、働きかたの変化と就労に関わるストレス、生活習慣病をはじめさまざまな疾患に伴う不安、高齢化社会の進展、そして度重なる自然災害など、ひとの生涯を通して、こころの支援を必要とする局面が増加しています。これらの諸問題にこたえ、一人ひとりを大切にした支援を行うためには「こころと身体のつながり」への理解をはじめとした医学的な素養や保健医療分野での実践的な学びがかかせません。
そのためにも本専攻では、平成30年4月に全国の国立大学ではじめて医学部に開設された臨床心理学科とのつながりをもった教育・研究・実践を展開します。
~新しい心理援助者のすがた~
医学系研究科に臨床心理学の大学院を設置するメリットを活かし、以下のような「新しい心理援助者のすがた」を描き、その養成を進めます。
・疾患・障害に関わる医学的知識を持つ
・クライエントの家族等、周囲の人々と適切な関係が構築できる
・自他の職種の機能・役割の明確な理解ができる
疾患や障害を抱えるということは、時にその人や家族の暮らしに大きな影響を及ぼします。そういった「生きづらさ」が生じた時に、心理学・臨床心理学的な視点・知識・技能をもって関わり、こころと身体の痛みを和らげる。そのためにも多職種連携・協働やチーム医療の学びが必要です。そしてその経験は、チーム学校をはじめとした教育分野、組織内での調整力を期待される産業分野など、その他の分野でも役にたつはずです。
~充実した教育課程 :実践力をみがく~
本専攻の定員10名に対し、公認心理師または 臨床心理士資格を有した専任教員11名(心理・臨床心理学系9名、医学系2名)が、実践中心の充実した教育課程を展開します。加えて医学部・医学系研究科及び附属病院所属教員の協力により、それぞれ の専門的立場から医学・医療を学修する機会が提供されます。また、他大学の心理学系・臨床心理学系の学部・学科から本専攻へ進学される方には、本専攻で必要とされる医学の素養や多職種連携等についてあらためて学ぶ機会が設けられます。
また地域の方々の相談機関でかつ大学院生の実習施設ともなる心理臨床相談室が、新たに医学部キャンパス附属病院外来診療棟2階に開設され、従来の幸町キャンパスと合わせ2室体制となります。大学院生は継続的に心理的アセスメント・心理面接・プレイセラピー等を担当し、カンファレンスやスーパービジョン(個人指導)を通して心理援助者としての実践力をみがいていきます。
~公認心理師と臨床心理士~
大学院修了後に心理援助者としてキャリアを形成していくにあたっては、新たな国家資格で「国民の心の健康の保持・増進」を目的とした「公認心理師」と、スクールカウンセラーなどに長年の実績を有する「臨床心理士(公益財団法人日本臨床心理士資格認定協会)」という2つの資格が有利となります。 本専攻では、公認心理師となるために必要な科目として文部科学省令・厚生労働省令で定めるものを修めて大学(学部等)を卒業した後に、本専攻を修了することで「公認心理師」国家試験の受験資格が得られます。さらに別途指定された科目を履修することで「臨床心理士」の受験資格を取得することもできます。
求める人材
大学院入学までに,以下のような学力・能力・資質等を備えている学生を求めています。
①知識・技能・理解力心理学・臨床心理学に関する大学卒業程度の基礎的知識・技能・理解力
②思考力・判断力・表現力自らの論理的思考・判断に基づき,心の健康・成長,心と身体のつながりや心理援助に関する諸課題を説明できる表現力
③研究能力心の問題を考える上での実証的研究法についての基礎的な知識・理解力
④探求心・意欲・態度心理的援助について学び,実践し,研究することに対する高い志・意欲・態度と創造的な探求心
⑤倫理観・社会的責任心理援助者を目指す者として,人間尊重の態度と共感的コミュニケーション力,他の職種との協力を志向する姿勢及び倫理的態度⑥グローバルマインド臨床心理学に関連する国内外の情報を理解する基本的言語能力と,国際的な視野・多文化理解の視点から,地域社会における臨床心理学の諸課題を考えることができる発想力
担当教員
【基礎心理学】川人 潤子 准教授
〈専門分野〉 臨床心理学・健康心理学
【発達臨床心理学】 林 智一 教授
〈専門分野〉 心理臨床学、高齢者心理学、生涯発達心理学
【社会・集団心理学】 野口 修司 准教授
〈専門分野〉 臨床心理学、家族心理学、産業心理学
【心理アセスメント学】橋本 忠行 教授
〈専門分野〉 臨床心理学、協働的/治療的アセスメント、人間性心理学
【心理療法実践学】 竹森 元彦 教授
〈専門分野〉臨床心理学、カウンセリング学、心理臨床実践学
【心理実践指導学】 坂中 尚哉 准教授
〈専門分野〉 臨床心理学・臨床スポーツ心理学
【心理実践教育学】谷渕 真也 准教授
〈専門分野〉臨床心理学・コミュニティ心理学
【心理実践職能学】長谷 綾子 准教授
〈専門分野〉 臨床心理学、医療・教育臨床、多職種協働
【心身医学】 神原 憲治 教授
〈専門分野〉 心身医学、心療内科学、応用精神生理学
【精神医学】 角 徳文 教授
〈専門分野〉 精神医学
【臨床心理面接学】太田美里
〈専門分野〉臨床心理学
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