同志社大学大学院
心理学研究科
サイエンティスト・プラクティショナー
としての臨床心理士を養成
受験生へのアドバイス
入試時期
年1回(9月)
募集人数
若干名
出願期間
秋期:2024年8月26日(月)〜 8月30日(金)
試験日
秋期:2024年9月28日(土)、29日(日)
試験科目
英語、専門に関する論文、口頭試問
提出書類
研究計画概要等
合格発表日
秋期:2024年10月4日(金)
応募状況
■過去の入試結果
【2024年度】(秋期・春期合計)
志願者33名、受験者30名、合格者12名
【2023年度】(秋期・春期合計)
志願者23名、受験者23名、合格者9名
【2022年度】(秋期・春期合計)
志願者32名、受験者30名、合格者13名
【2021年度】(秋期・春期合計)
志願者23名、受験者23名、合格者8名
【2020年度】(秋期・春期合計)
志願者23名、受験者25名、合格者11名
【2019年度】(秋期・春期合計)
志願者17名、受験者14名、合格者5名
【2018年度】(秋期・春期合計)
志願者19名、受験者17名、合格者6名
【2017年度】(秋期・春期合計)
志願者17名、受験者15名、合格者7名
【2016年度】(秋期・春期合計)
志願者25名、受験者21名、合格者7名
【2015年度】
秋期:志願者25名、受験者21名、合格者7名
春期:志願者10名、受験者 8名、合格者3名
【2014年度】
秋期:志願者23名、受験者22名、合格者4名
春期:志願者10名、受験者 8名、合格者2名
【2013年度】
秋期:志願者21名、受験者20名、合格者5名
春期:志願者17名、受験者11名、合格者1名
【2012年度】
秋期:志願者6名、受験者5名、合格者2名
春期:志願者6名、受験者5名、合格者3名
入試説明会
備考
キーワード
・実証(エビデンス)
・アクセプタンス&コミットメント・セラピー(ACT)
・認知行動療法
・臨床行動分析
・家族
・健康
・生物-心理-社会モデル
研究科の概要・特色
■心理学研究科とは??
同志社大学では、1961年に文学研究科心理学専攻修士課程、1964年に同博士課程が設置され、2009年から文学研究科から独立して心理学研究科となりました。本研究科では、学術研究の高度化と優れた研究者養成、教育研究を通した社会貢献と国際貢献、高度専門職業人の養成の3つを目標に掲げ、人間行動の基礎にある心理学的な機能を理解するため、実験心理学的アプローチとした教育と研究を行ってきました。それは、心理学的な機能の基礎メカニズムを追求するだけでなく、社会的・臨床的問題に対応できるような広がりと深みのある教育研究といえます。
現在、心の問題は社会において広がりを見せ、病院だけでなく、企業、教育、育児、司法の現場などで重視されています。このように社会全体を見渡し、これまでの基礎研究と臨床を繋ぎ、総合的に体系化した心理学教育が行われねばなりません。本研究科では、人間行動の実証的理解を重視する実験心理学を基礎とした高度な知識・技術の統合的学習と研究能力の涵養を目指し、基礎領域と臨床実践領域のいずれかに偏ることのない教育研究を展開します。
2011年度から、博士課程(前期課程)は2コース制になりました。心理学コースでは、心理学の高度な専門知識や研究能力を修得します。また学外の研究機関や企業の施設などで研修を行い、そこで発見した課題に基づいた研究計画の立案や、心理学的見地から企画提案など、実践的トレーニングも行っています。臨床心理学コースでは、臨床心理学の知識の充実とともに、心理臨床センターや学外研修での実習を通じた実践的な技能を修得します。単なる実践家を養成するのではなく、研究能力を備えた高いレベルの科学的実践家の養成を目的としています。なお、2012年4月には、(公益財団法人)日本臨床心理士資格認定協会の第1種指定校の認定を受けました。また、2018年度からは、公認心理師(国家資格)の受験資格に対応したカリキュラムを運用しています。
求める人材
心理学研究科博士課程(前期課程)は、心理学に関する高度な専門的知識と実証研究のためのデータ収集・解析技術、また心理臨床的な実践的技術を備え、心理学の専門家としてこころに関する課題の解決につとめ、社会の中で信頼され、必要とされる人物を育成することを目的としています。こうした観点から、心理学研究科博士課程(前期課程)では、次のような学生を求めています。
■心理学研究科博士課程(前期課程)の求める学生像
1.心理学の基礎知識と研究技能を体系的に備えているとともに、他の学問領域の知識や技能の習得にもつとめることのできる学生。
2.研究を自律的に遂行し、研究成果を適切に発信する意欲と能力を備え、心理学の発展に貢献することのできる学生。
3.心理学の研究や実践において、社会の諸問題や他者の考え方を的確に理解し、多様な人々と協働してチームの力を引き出すことの出来る学生。
■心理学研究科博士課程(前期課程)の入学までに身につけてほしいこと
【臨床心理学コース】
1.心理学の基礎領域から応用領域にわたる幅広い知識と教養を身につけておくことが求められます。また、国内外の研究論文を正しく読み解くために、語学力や文献収集力が重要となります。
2.研究協力者と協働しながら研究を実施する姿勢や、他社と議論を重ねながら研究課題を見いだす創造性とコミュニケーション能力、合理的な研究計画を立案する論理的な姿勢と技能、科学的な方法論によるデータ収集と分析の手法といった、実証的研究を遂行する基礎的能力が求められます。また、研究分野に応じて実験機器・装置を適切に運用する技術を身につけておくことが望まれます。
3.研究成果を適切に解釈し、論理的に議論を展開する能力や、社会に広く受け入れられるコミュニケーション手段で発信する能力に加えて、心理臨床的な実践技術の基礎知識の習得が求められます。また、他分野と協働しながら、臨床心理学の専門家として社会に貢献するための素地となる双方向的なコミュニケーション能力が必要となります。さらに、多様な価値観を受容できる柔軟な姿勢や常に他者から学ぼうとする真摯な態度が望まれます。
担当教員
●石川 信一 (教授)
臨床児童心理学における子どもの認知行動療法に関する研究
●興津 真理子 (教授)
心理療法におけるクライエントとその家族へにアプローチに関する研究
●杉若 弘子 (教授)
セルフ・コントロールならびに他者との相互作用を介した適応と健康に関する行動臨床心理学的研究
●武藤 崇 (教授)
臨床心理学的援助作業における言語行動に対する臨床行動分析学的アプローチ
●毛利 真弓(准教授)
司法・犯罪臨床心理学
●大屋 藍子(准教授)
生活習慣病に対する行動分析学による支援
キーワード
- 実証(エビデンス)
- アクセプタンス&コミットメントセラピー(ACT)
- 認知行動療法
- 臨床行動分析
- 家族
- 健康
- 生物-心理-社会モデル
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