関西大学大学院
心理学研究科
思い描く理想の心の専門家に、
一歩ずつ近づけます
入試時期
年1回(10月)
<心理臨床学専攻は 10 月募集のみ行います。>
募集人数
15名(学内進学者含む)
出願期間
2024年8月19日(金)~9月2日(金)
試験日
2024年10月6日(日)
試験科目
・専門科目
・外国語(英語) ※辞書の持ち込みは不可
・口頭試問
提出書類
・志望理由書
・研究計画書
その他は学生募集要項参照
合格発表日
2024年10月11日(金)
応募状況
2024年度
志願者31名、受験者数28名、合格者15名
2023年度
志願者24名、受験者数22名、合格者15名
2022年度
志願者25名、受験者数22名、合格者15名
2021年度
志願者24名、受験者数20名、合格者15名
2020年度
志願者35名、受験者数28名、合格者13名
入試説明会
本専攻では演習担当教員に対する個別の連絡(メールや手紙等)での相談には応じておりせん。
ただし、次の進学説明会では演習担当教員による個別相談を行います。
演習担当教員に質問等がある場合には、大学院合同進学説明会もしくは本説明会へご出席ください。
日程:2024年7月13日(土)
時間:13:00~15:00
場所:千里山キャンパス(新関西大学会館北棟)
プログラム:
◆ 進学説明会
《対 面》
・研究科概要説明
・個別相談
備考:事前申込が必要です
https://www.kansai-u.ac.jp/Gr_sch/explanation/index.html
研究室訪問
本専攻では、演習担当教員に対する個別の連絡(メールや手紙等)での相談には応じておりません。
ただし、進学説明会では演習担当教員による個別相談を行います。
演習担当教員に質問等がある場合には、進学説明会にお越しください。
今後の展望
臨床心理士の養成には対応しない(2020年〜)。
研究科の概要・特色
2015年に「国民の心の健康の保持増進に寄与する」ことを目的に公認心理師法が制定され、公認心理師試験が2018年から開始されました。今後、国家資格である公認心理師は、医療・保健を中心に広範な領域への配置が進むと考えられます。
同法の理念により、国民の負託を受けた公認心理師はEvidence-based Practice、すなわち科学的根拠にもとづく心理的支援を行うにあたり、心理・行動面等のあり様や変化を客観的に観察・分析し、効果的な支援方法を見いだすとともに、その効果を実証・検証するための資質が求められます。この観点から本専攻は心理的支援の基礎になる臨床実践科目と、リサーチスキルの修得を目指す科目をバランスよく配置することにより、公認心理師として社会の期待に応えられる秀逸な人材の育成、並びに将来、臨床心理学や周辺領域の研究・教育を担う人材の育成を目的に開設します。
求める人材
専攻では、学位の授与方針及び教育課程の編成・実施の方針に基づく教育を受けることのできる者として、次に掲げる知識・技能、思考力・判断力・表現力等の能力及び主体的な態度を備えた入学者を広く受入れる。
1.学士課程で専攻した心理学関係の広範な専門的な知識を修得している。
2.心理職、並びに同領域の教育・研究者を目指す目的意識を有している。
3.心の問題を有する人々への適切な支援を行うことができる心理職として、また教育・研究者としての適性を有している。
担当教員
●池見 陽 教授
【研究分野】心理療法論、フォーカシング・傾聴・マインドフルネス等の心理療法の方法
【研究テーマ】人が心理療法という人間関係の中で話していると、生きていることの意味、悩んでいるわけ、など「意味」が生成されてきます。そのような意味の創造、あるいは、セラピストとクライエントの間で起こる意味の共創の理論を研究しています。心理療法の具体的な実践を現象学的に検討しています。
●岡田 弘司 教授
【研究分野】臨床心理学・臨床心理学的アプローチ
【研究テーマ】臨床心理学を幅広く臨床適応することに興味があり研究課題としております。医療分野での心理的支援についても調べて検討しています。
●香川 香 教授
【研究分野】臨床心理学、メンタルヘルス
【研究テーマ】女性や大学生を対象としたメンタルヘルスに関する研究、及び描画テストなど投映法に関する研究を行っています。不妊や月経と心理的健康との関連や、ストレス、幸福感等に関するテーマについて調査・分析を行い、メンタルヘルス向上に寄与する適切な支援方法を検討しています。
●寺嶋 繁典 教授
【研究分野】臨床心理学(心理アセスメント、投影法)、ストレス・マネジメント
【研究テーマ】投映法などの心理検査を用いた臨床心理学的研究、及びストレス・マネジメントや予防の観点からのメンタルヘルスに関わる研究を行っています。
●中田 行重 教授
【研究分野】ロジャーズ派の心理療法、PCA/PCT、地域臨床を含む心理支援
【研究テーマ】PCA/PCT(パーソン・センタード・アプローチ/セラピー)はRogers 以後、共感的理解や無条件の受容などの中核条件論を越えて大きく発展しています。その効果研究、背後にある哲学、他学派との関係、心理職にとっての意義、今日の臨床心理学における意義などについて研究しています。
●細越 寛樹 教授
【研究分野】ゲシュタルト療法、認知行動療法、対処的悲観性、慢性痛
●藤里 紘子 准教授
【研究分野】臨床心理学、認知行動療法
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