入試時期
年2回(9月、2月)
募集人数
8名
出願期間
秋期:2024(令和6)年7月22日(月)~7月24日(水)
冬期:2024(令和6)年11月18日(月)~11月20日(水)
試験日
■秋期
2024(令和6)年9月25日(水)、9月27日(金)
■冬期
2025(令和7)年1月29日(水)、1月31日(金)
試験科目
・専門科目A(教育学系の基礎的知識に関する試験)
・専門科目B(臨床心理学の専門知識に関する試験)
・口述試験(筆記試験合格者のみ)
提出書類
・研究計画書(4000字程度)
・英語能力証明書(写し不可)
社会人入試
冬期のみ
■社会人特別入試 出願資格
・大学卒業等の後、官公庁・学校・企業・団体等に通算2年以上の在職経験がある者
・在職経験が2年以上ある者で、個別の出願資格審査により、大学を卒業した者と同等以上の学力があると認められる者で、24歳に達した者又は令和6年3月末日までに24歳に達する者
■社会人 選抜方法
・研究計画書および学力試験(専門科目、口述試験)を総合して行う。
合格発表日
秋期:2024(令和6)年10月1日(火)13時30分~
冬期:2024(令和6)年2月4日(火)13時30分~
応募状況
【令和6年度】
志願者数174名、受験者数 154名、合格者数92名(研究科全体)
【令和5年度】
志願者数231名、受験者数 201名、合格者数100名(研究科全体)
【令和4年度】
志願者数244名、受験者数 185名、合格者数108名(研究科全体)
【令和3年度】
志願者数212名、受験者数 189名、合格者数110名(研究科全体)
入試説明会
研究室訪問
教育学系は事前連絡必須
教育学系の臨床心理学研究分野では、本研究科のウェブサイトで事前告知のうえ、年 1 回、 説明会を開催しています。
今後の展望
※本研究科では、2024年度に実施する試験より筆記試験・ 英語を廃止し、TOEFL-iBTもしくはIELTS(Academic Module)のいずれか一方または両方のスコア(成績)によって英語の学力判断を行う予定です。
研究科の概要・特色
~多様な観点から臨床実践と研究に触れる~
【研究課題】
■ 心理療法における宗教性、心身相関、自己愛の傷つき、発達障害傾向、イメージの変容に関する研究
■ 社会的場面における不安や恐怖への認知行動療法と実証的研究
■ 心理療法、生涯発達における語り(ナラティヴ)と記憶想起の機能の研究
■ 周産期心理、子育て支援、グリーフケアに関する研究
■ 非行・犯罪の心理学と行動変化のための働きかけに関する研究
■ 生涯発達の段階、病態水準、心理療法の行われる場の違いによる心理療法のプロセスおよび治癒因子の研究
臨床心理学研究分野では、さまざまな心理的問題の発生過程と克服過程についてあるいはその本質や関連領域との接点について多様な観点から実践的研究を進めている。大学院生も各自の関心を活かし、非常に幅広い領域で研究を進めている。
求める人材
大阪大学のアドミッションポリシーを受け、人間科学研究科は、人間や社会の全体的把握を目指す、総合科学として人間科学に、より高い学術的な水準と、深遠な社会的意義を付加するために、1978年に博士前期課程および博士後期課程の大学院として発足しました。人間科学という学問に求められる社会からの要請は、近年ますます多岐にわたえい高度になってきています、このような社会的要請に応えるため、下記のような基礎学力や研究力を有する者を求めています。
○博士前期課程の一般入試では、各分野で必要な専門知識、英語能力、研究計画・実施能力を筆記試験と口述試験で選抜します。
○博士前期課程の社会人特別入試では、各分野で必要な専門知識と研究計画・実施能力を筆記試験と口述試験で選抜します。
人間科学研究科では、学際性・実践性・国際性を柱とする教育プログラムを充実させてきました。博士前期課程であ、つねに医療域の学問分野にも関心を向ける好奇心旺盛な態度、内外問わず多様な実践的なフィールドに積極的に参加する行動力、グローバルな諸問題に積極的に関与しようとする意欲、並びに高度な語学力を備え、世界に向けて発信できる能力を身につけたいと希求する学生を強く求めています。
担当教員
●野村 晴夫 教授
心理療法、生涯発達における語り(ナラティヴ)と記憶想起の機能の研究
●野坂 祐子 教授(教育心理学研究分野兼任)
被害体験による影響とその回復に関する研究
●佐々木 淳 教授
社交不安に関する研究及び認知行動療法の実践と研究
●石金 直美 准教授(キャンパスライフ健康支援センター兼任)
生涯発達の段階、病態水準、心理療法の行われる場の違いによる心理療法のプロセスおよび治療因子の研究
●平井 啓 准教授(公認心理師プログラム運営室兼任)
コンサルテーションリエゾン心理学の理論と実践、意思決定と行動変容に関する実践的研究
●藤野 陽生 准教授(大阪大学・ 金沢大学・浜松医科大学・ 千葉大学・福井大学 連合小児発達学研究科)
心理療法における身体性、 動作法、 筋疾患者の心理学
●管生 聖子 准教授
周産期医療領域・精神科医療領域における心のケア、グリーフケア、子育て支援
●広木 芽枝 講師
ユング心理学的視点から心理臨床における「影」の研究