東北福祉大学大学院
総合福祉学研究科
心をどう引き出しどう読み取るか。
大学院で深く学ぶ。
入試時期
年2回
(一般:10月、2月)
(社会人:12月、3月)
募集人数
10名(Ⅰ期5名、Ⅱ期2名、特別選抜3名)
出願期間
1期:2024年9月30日 (月) ~10月24日(木)
2期:2025年1月6日(月)~1月30日(木)
試験日
1期:2024年11月2日(土)
2期:2025年2月8日(土)
試験科目
・一 般:英語、専門、口述試験
※TOEFLスコア iBT:70点, PBT:523点, TOEICスコア 650点
上記以上のスコア原本を事前に提出した受験者については、外国語(英語)の試験を免除します。
・社会人:小論文、口述試験
提出書類
卒業論文、志望理由書、研究計画書
合格発表日
1期:2024年11月12日(火)
2期:2025年2月14日(金)
入試説明会
研究科の概要・特色
臨床心理学分野は、臨床心理学の視点から医療領域、教育領域、福祉領域、法務領域、私設領域等に専門家として活躍できる人材養成をめざしています。臨床心理学分野では、心理面接、心理査定、コンサルテーション、研究の4つの柱を有機的に実践と研究をおこないます。附属の「臨床心理相談室」での面接担当、外部の実習を通して、臨床心理学の実践力ならびに研究能力を高めていき、専門家として求められる能力の基礎を身につけていきます。
求める人材
・一人ひとりの人権や尊厳を重んずる人間理解を基に福祉心理学専攻の専門領域に強い関心を持ち、これらの領域において研究、実践を行う明確な意志を持っている人。
・心理学の専門的知識・技法を偏りなく幅広く修得する意欲のある人。
・合理的、論理的な思考力、判断力、表現力等の能力のある人。
・主体性を持ちながら多様な人々と協働して研究と実践ができる人。
担当教員
主な研究指導教員
●秋田 恭子 教授
・エチゴエンの原著の翻訳を行いながら、精神分析的な心理療法の技法や考え方について学ぶと同時にそれを学生相談室に訪れる学生や臨床心理相談室に来室される方との面接にどういかすかについての研究。
・将来、臨床心理士として活躍できるようになれるために学生にどのようなことを身につけさせることが重要なのかの研究。
・面接では、クライエントは自分の気持ちや感情や状況を語るのに、様々な表現を用いる。たとえば、「甘え」のように面接場面において、クライエントが使用する日本語の表現に注目しながら臨床を考える研究。
・翻訳された言葉ではなく、日本語で臨床場面について考える研究。
・学生相談に適切な面接方法はどんなものか、特にサポーティヴ・サイコセラピーの有効性についてを考える研究。
● 三谷 聖也 教授
心理療法のおける抵抗概念に関する研究を起点として、教育領域と保健医療領域での応用研究に取り組んでいます。とく複数のシステム間で世界の見え方が異なりトラブルが生じているときに、どのように乗り越えて連携をしていったらよいかということに関心があります。具体的には「学校と家族」、「医療者とがん患者・家族」、「発達障害児者と社会」との関係が現在の主な研究領域です。
●渡部 純夫 教授
気仙沼市や相馬市で、心のケアを担当している専門家へのメンタル的サポートにおいて、箱庭療法がどのような影響ならびに効果を発揮するか、研究を行っている。
●清水 めぐみ 准教授
臨床活動の対象となる人がどのような人であるか知ろうとすること、わかろうとすることが重視されるが、人には見たくないものは見ようとせず、わからないものに対してわからないままでいようとする傾向があり、心理臨床的対人援助においてもその傾向から自由になることはできない。そういった人間のありようを踏まえつつ、見たくないものやわからないままでいようとすることについて主としてイメージを通じて関わることの重要性を、臨床活動を通じて展開していく。
●武村 尊生 准教授
特に、総合病院精神科や緩和医療の分野で、高度専門職種として心理職が果たすべき役割について研究を行っている。
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