立教大学大学院
現代心理学研究科
高度専門職業人の養成と
臨床心理学研究を展開
入試時期
年1回(10月)
臨床心理学専攻では春季入試は実施しません。
募集人数
15名(秋季春季・一般社会人あわせて)
出願期間
秋季:2024年8月21日(水)~8月26日(月)
春季:臨床心理学専攻では春季入試は実施しません。
試験日
秋季:2024年9月21日(土)・22日(日)
試験科目
英語、専門科目(心理学および臨床心理学)、口頭試問
(筆記試験により、口頭試問対象者は限定される。)
提出書類
研究計画書
社会人入試
■出願資格
・大学卒業後、出願時に同一の企業、官公庁、団体、教育・研究機関等で、1年以上常勤職員として勤務している者。
・大学卒業後、出願時までに2年以上の職歴を有すると本研究科委員会が認めた者。
合格発表日
2024年9月27日(金)
応募状況
大学院入試結果
【2024年度】
一般(学外):志願者33名、合格者3名
【2023年度】
秋
一般:志願者69名、合格者9名
社会人:志願者6名、合格者0名
外国人:志願者2名、合格者0名
春
一般:志願者9名、合格者1名
社会人:志願者3名、合格者0名
外国人:志願者3名、合格者0名
【2022年度】
秋
一般:志願者41名、合格者7名
社会人:志願者2名、合格者0名
外国人:志願者なし
春
一般:志願者17名、合格者1名
社会人:志願者なし
外国人:志願者なし
【2021年度】
一般:志願者29名、合格者6名
社会人:志願者4名、合格者0名
外国人:志願者なし
入試説明会
研究科の概要・特色
日本臨床心理士資格認定協会第1種指定大学院として、また、公認心理師養成大学院として高度専門職業人の養成と臨床心理学研究に携わります。心理学専攻と密接かつ有機的に連携をとりながら、新しい人間学の創出をめざします。
【幅広い学際的視野から多角的に探求】
認知・学習・発達など臨床心理学の基礎領域から応用実践まで、幅広い学際的視野から多角的に探究できる専攻です。
【心理臨床への多様なアプローチ】
生活に根ざした深い人間理解と心理的援助の実現に向けて、心理臨床の多様なアプローチに関する実践理論と方法論についてユニークな研究・教育が行われています。
【教育訓練システムの整備】
臨床心理士の受験資格が得られる第1種指定大学院、そして、公認心理師。高度の専門性を備えた研究者、実践者を養成するため、心理臨床実習を中心に充実した教育訓練システムが整っています。
求める人材
本課程は、学部で習得した心理学、臨床心理学、映像身体学のいずれかについての一般的見識ならびに専門的技能を持ち、自らの研究テーマに明確な自覚と批判精神をもって取り組みうる学生を受け入れる。
担当教員
(研究指導担当のみ)
●岩瀧 大樹 教授
【専門分野】臨床心理学、スクールカウンセリング、心理教育
【研究内容】
スクールカウンセリング、学校教育臨床を研究テーマとする。特に、困難を抱えた際の援助要請の方法、およびその援助要請の把握を中心に、問題の予防やキャリアデザインの観点からの支援を検討している。
●大石 幸二 教授
【専門分野】応用行動分析、特別支援教育、臨床心理学
【研究内容】
応用行動分析を研究テーマとする。この分野は、理論行動分析、実験的行動分析における実証的な研究知見を基盤としている。人間生活における行動改善・行動変容をめざして、これら実証的根拠に基づく効率性の高い介入技術を開発することが目標である。しょうがい児・者の行動支援や乳幼児保育・学校教育への行動介入を中心に実践的なアプローチを探求している。
●原 信夫 教授
【専門分野】臨床心理学、カウンセリング、体験過程
【研究内容】
臨床心理学、特にカウンセリングの体験過程や体験様式を研究テーマとしている。クライエントの体験過程や体験様式に注目した支持や介入、体験的距離の扱い方、エピソードとして語られる出来事の扱い方について実践研究を行っている。また、保育者養成過程での、保育実習に関する不安や子どもの発達理解についても研究を行ってきた。
●林 もも子 教授
【専門分野】精神分析、アタッチメント
【研究内容】
臨床心理学、特に、精神分析論とアタッチメント理論を研究テーマとしている。自我の防衛機制について、また、青年や成人のアタッチメント・スタイルを測定するアタッチメント・スタイル面接(ASI)を用いた思春期の親子関係の研究を行ってきた。アタッチメント理論の臨床的な応用および、精神分析理論とアタッチメント理論の統合について研究を進めている。
●逸見 敏郎 教授
【専門分野】臨床心理学、ライフコース論
【研究内容】
臨床心理学、ライフコース論を研究テーマとする。特に、学校における心理臨床活動について心理臨床家と教員との有機的な連携の方法についての検討、ならびに人間形成における個人的要因と時代的要因の関連性の検討を質的分析方法に基づき行っている。
●松永 美希 教授
【専門分野】認知行動理論・療法
【研究内容】
臨床心理学、特に認知行動理論・療法に関する研究を行っている。これまで、抑うつを維持・悪化させる心理的要因に関する検討や、それらの知見を活かした、うつ病患者への集団認知行動療法の効果について研究を行ってきた。また最近は、若年労働者の就職後のストレス(リアリティ・ショック)など働く人のメンタルヘルスについても研究を進めている。
●山中 淑江 教授
【専門分野】クライエント・センタード、キャリア・カウンセリング、エンカウンター・グループ、アサーション・トレーニング、心理・社会的成熟
【研究内容】
臨床心理学、特に、心理療法・カウンセリング、学生相談およびグループ・アプローチを主な研究テーマとする。青年期を対象にカウンセリングと、アサーション・トレーニングなどの心理教育プログラムの実践研究を行っている。また、学生相談に関する調査研究を行っている。
●山田 哲子 教授
【専門分野】臨床心理学、家族心理学
【研究内容】
臨床心理学、特に家族心理学を研究テーマとしている。個人に着目するだけでなく、その個人を取り巻く家族やコミュニティというシステムや、その中の関係性に着目するシステムズアプローチを取り入れながら研究を行っている。これまで、知的障がい者家族の「親亡き後」をめぐる課題について質的研究法を用いた調査と実践研究を行ってきた。また、近年は離婚を経験する家族に対する心理的支援を充実させるための研究を進めている。
●田中 志帆 特任教授
【専門分野】臨床心理学、臨床描画法、精神分析的心理療法
【研究内容】
動的学校画、心理アセスメント、食事場面における親イメージと情緒統制的摂食行動、COVID-19感染防止対策による生活変容の精神的影響
●岡島 純子 特任准教授
【専門分野】臨床心理学、認知行動療法、臨床行動分析、ACT
【研究内容】
自閉スペクトラム症児に対するソーシャルスキルトレーニング、児童への認知行動療法
ペアレント・トレーニング、育児中の母親のストレスと心理的柔軟性
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