入試時期
年1回
募集人数
7名
出願期間
インターネット出願登録:令和5(2023)年6月30日(金)から(予定) ※全員必須
出願書類の提出:令和5(2023)年7月7日(金)から7月 13 日(木)まで
試験日
2023年8月29日(火)、8月30日(水)
試験科目
(1)英語
・英語辞書は試験日に貸与する。
・なお、TOEIC又はTOEFLスコア一定以上の成績を取得したことを示す書類を提出する場合、英語試験の結果と総合して評価を受けることが出来る。
(2)専門科目
(3)口述試験
・筆記試験の基準点を満たした者のみ
提出書類
研究課題概要(研究課題、課題設定に至った経過、研究の対象と方法、参考文献)
合格発表日
2023年9月4日(月)
応募状況
■修士課程入学者(研究科全体:定員45名)
【R5年度】
入学者:本学14名、他大学10名、その他11名
【R4年度】
志願者:本学26名、他大学83名、その他1名
入学者:本学19名、他大学33名、その他1名
【R3年度】
志願者:本学21名、他大学61名、その他1名
入学者:本学14名、他大学28名
【R2年度】
一般 本学出身 11名
他大学 8名
社会人 本学出身 0名
他大学 4名
留学生 13名
計 36名
【R1年度】
一般 本学出身 13名
他大学 5名
社会人 本学出身 2名
他大学 7名
留学生 23名
計 50名
【30年度】
一般 本学出身 13名
他大学 5名
社会人 本学出身 2名
他大学 5名
留学生 16名
計 41名
【29年度】
一般 本学出身 12名
他大学 10名
社会人 本学出身 0名
他大学 6名
留学生 21名
計 49名
【28年度】
一般 本学出身 9名
他大学 6名
社会人 本学出身 0名
他大学 6名
留学生 17名
計 38名
【27年度】
一般 本学出身 15名
他大学 7名
社会人 本学出身 1名
他大学 4名
留学生 16名
計 43名
【26年度】
一般 本学出身 17名
他大学 9名
社会人 本学出身 0名
他大学 11名
留学生 13名
計 50名
【25年度】
一般 本学出身 11名
他大学 8名
社会人 本学出身 0名
他大学 4名
留学生 22名
計 45名
入試説明会
【2022年度 大学院進学・入学説明会について(オンライン開催)】
「2023年6月15日(木)午後6時から8時」に教育学院大学院進学・入学相談会を開催します。
進学や研究について、どの教員と相談すればよいのかがわからない方たちを対象にした、個別の相談会です。
相談会の担当教員が、どの教員と相談してみると良いかをアドバイスします。
オンライン開催(ZOOM予定、事前の申込みが必要)となります。
申込み締め切りは,6月8日(木)です。
https://www.edu.hokudai.ac.jp/examination/hope/#hope_5
進路状況
■大学院修了者の進路
【27年度】
進学 11名
就職 24名
その他 13名
【26年度】
進学 5名
就職 16名
その他 17名
【25年度】
進学 5名
就職 24名
その他 15名
今後の展望
【臨床心理学講座の入試実施方法の変更のお知らせ】
2024 年度以降の大学院入試(2023 年 8 月実施予定以降の入試)では,臨床 心理士養成に対応した募集は行いません。本件に関しては,北海道大学大学院 教育学院教務担当窓口または臨床心理学講座教員までお問い合わせください。
当学院では公認心理師養成に取り組むとともに、研究者養成や現場で働いて いる実践者の方々のリカレント教育に積極的に対応していきたいと考えており ます。
【修士・博士後期課程入学試験における外国語試験について】
令和 6(2024)年度に実施する入学者選抜試験(令和 7 年度入学の修士課程および博士後 期課程(令和6年 10 月入学の博士後期課程は除く))より,外国語能力判定方法が大きく変 わります。修士課程(社会人入試を除く)および博士後期課程(本学院修士課程入学に際し て外国語試験を受験した者は除く)で行われている外国語試験が廃止され,代わりに,以下 の英語能力測定試験の公式スコアが出願資格として必要となります。
2024 年度以降に本学院の入学試験を受験予定の方(本学院修士課程に社会人入試で入学 し,博士後期課程を受験する方も英語能力測定試験の公式スコアが必要になります)は,下 記の記載を良く確認し,出願期間までに余裕をもって公式スコアを取得しておくようにし てください。
有効な英語能力測定試験
・TOEIC Listening & Reading (公開テスト)
・TOEIC IP テスト(団体特別受験制度):北海道大学で実施されたテストのみ。TOEIC-IP
オンラインは認められない。
・TOEFL-iBT
・TOEFL-ITP(団体向け TOEFL テストプログラム):北海道大学で実施されたテスト
のみ。
研究科の概要・特色
家庭・学校・地域社会において、発達・教育・適応等に関する様々な困難を抱える人たちに対する、臨床心理学的援助の高度な専門家である臨床心理士を養成するための課程です。実践家のみならず研究者の育成も目指します。当事者からの問いを大切にしながら、実践的研究と理論的研究を行っていきます。臨床心理査定、臨床心理面接、介入等の実際と理論について、学内外における実習を交えて学んでいきます。
求める人材
教育学院は21世紀の新しい教育像のグランド・デザインの構築、多様な教育問題の解決をめざす研究者ならびに高度な知識とスキルを備えた職業人の育成を目的としています。このため、学の内外を問わず、教育学の学問分野を専攻し、修士、博士の学位を取得しようとする強い意志を持つ学部学生、及び既に学部を卒業して社会で活躍しながら、自己の研究能力のさらなる向上を図り、学位取得を目指す人材を求めています。また、世界に開かれた大学院の観点から、外国人留学生の受け入れも積極的に行っています。社会人と外国人留学生に対しては、修士課程で特別入試を実施しています。
修士課程の入学試験は、語学と専門に関する筆記試験、ならびにあらかじめ提出された「研究課題概要」に基づく口述試験を実施します。なお、社会人入試では、社会人としての経験を重視するとの方針から、筆記試験を免除しています。
博士後期課程の入学試験は、研究能力の判定を重視する方針にもとづき、あらかじめ提出された「研究課題概要」にもとづく口述試験を実施します。
担当教員
●安達 潤 教授
【研究テーマ】発達障害の人たちへの支援を認知心理学と臨床心理学から構築する
発達障害の人たちの認知は独特なため、空気が読めない、こだわりが強い、些細なミスが多い、作業が遅いなどと言われたりします。しかし認知心理学の視点でその認知特性を眺めれば、彼らと私たちの接点、人間の多様性がわかってきます。発達障害の心理臨床と支援はそこから始まります。本ゼミは人間に関心があり客観的な理解による共感的な態度で発達障害支援に向き合う人たちを求めています。研究領域は幅広く、視線などの行動指標による認知研究、環境と行動の分析いよる学習支援や行動支援、特性理解による自己認知支援などを行っています。
●井出 智博 准教授
【研究テーマ】社会的養護を要する子ども・支援者の心理的ケア,自立支援、多様性に開かれた学校づくり、過酷な経験の中にある至高体験
心理臨床を始め,対人援助領域での実践,研究ではクライエントの“問題”にのみ焦点化するのではなく,その人の持つ力や可能性にも焦点を当てることで理解や支援が進みます。 福祉心理学の視点から,様々な困難に直面する人(welfare)も含めてすべての人のより良い暮らしと育ち(well-being)に貢献できる実践,研究を探求してみましょう。
●岡田 智 准教授
【研究テーマ】子どもの心理アセスメントや支援方法に関する発達臨床研究
発達面にアンバランスがあったり、学校不適応が生じていたりする子どもの臨床実践に関する研究に取り組んできました。現在進めている研究は、知能検査や認知検査の臨床活用の下支えになるような信頼性。妥当性の検討や解釈法の体系化に関する研究です。また、行動調節(実行機能、注意、切り替え)や社会情動・社快適認知などのアセスメントやそれらの特性に応じた支援・指導にも関心があり、臨床現場で有効なアセスメント方法の開発、SSTや療育プログラムなどの開発、効果の検証にも取り組んでいます。
●松田 康子 教授
【研究テーマ】障害者、生きづらさを抱える人々の「生」に学ぶ
障害者臨床心理学ゼミでは、障害者(松田は主に精神障害者)、生きづらさを抱える人々の「生」をともに考える場を提供しています。本ゼミでは、生涯を個人と環境との関係性の中において捉える視点と、当事者に学ぶ姿勢が共有できる人を求めます。固定概念を根本から問い直す質的研究に取り組む仲間が集まるゼミです。人間の「生」の営みにはさまざまな局面があります。そのリアルに触れること、フィールドに赴くことを厭わず、己に問いかえしながら人間の日常的な市波の機微、物語を、粘り強く捉えていこうとする愚直な探究者を歓迎します。
●渡邊 誠 准教授
【研究テーマ】青年期、セクシャル・マイノリティ、トラウマの支援を探究する
高等教育における学生相談、セクシュアル・マイノリティ支援、虐待・犯罪被害・死別体験等によるによるトラウマの支援といった領域における、臨床心理学的な支援の実践と研究を行っています。支援の実際は、力動的心理療法、持続エクスポージャー療法等の手法を基本としつつ、現実的かつ折衷的に行い、非支援者の利益が最大になるよう留意します。具体的な事例について、支援と回復の過程を丁寧に検討する事例研究を積み重ねることいにより、普遍性を見出すことを目指しています。こういった領域に関心を持つ人とともに学んでゆきないと考えています。