一般常識・SPI試験対策

近年インターネットの普及に伴って、就職活動者がより多くの企業にエントリー出来るようになりました。

企業側は大勢の人を選考しなければならず、そのため面接の前に採用試験の一つとして筆記試験を課すところが大半となっています。

筆記試験には「一般常識試験」や「SPI」などがあり、これらを通じて企業は応募者の知識や知能、性格を見極めようとしているのです。

「一般常識試験」とは、主に知識のみをみるために課される筆記試験です。
小中学校で習った様々な教科の基本的な事項や、時事問題が出題されます。

その内容は政治・経済・法律・歴史・地理・地名・GDPなどの略語・人物・国家予算などの数字に渡っています。
解くことが出来るかどうかではなく、知っているかどうかが問われる問題です。

それに対して「SPI」では、知能と性格とを判定します。

SPIとはSynthetic(総合的な)Personality(個性・性格) Inventory(評価)の略称であり、名前の通り、個人の総合的能力・性格の適正を診断するものです。

知識の有無だけではなく、考える力や職務遂行力、適正などをみようという動きにともなってここ10年で普及し、現在多くの企業が採用試験に取り入れています。

SPIは大きく分けて能力検査と性格検査から成っています。
能力検査はさらに言語分野と非言語分野(数的判断)に大別され、言語分野では語句や長文読解能力が、非言語分野では集合・判断推理などの論理的思考力や、仕事算・速さなどの数的処理能力が問われます。
また、性格検査はいくつかの選択肢の中から自己に当てはまるものを選ぶという形になっており、その結果をもとに行動的側面、意欲的側面、情緒的側面、性格類型の四面から人物判定がなされます。

SPIの問題自体はそれほど難しいということはありません。
しかし制限時間に比べて問題数がはるかに多く、苦戦を強いられることが多いようです。また、SPIでは誤謬率という、誤った解答が少ない方が良いという採点方法がとられています。
そのため点数が高ければいいというわけではなく、解答の早さ、正確さが重要となってきます。

多くの企業がこれらの筆記試験を採用選考のいわゆる足切りとして実施しています。
そしてこの選考に一定レベル以上で通過した人にのみ面接を行うところが大半です。

筆記試験でよい成績を残したからといって採用されるわけではありませんが、試験が出来なければ面接に進むことすら出来ません。
しっかりと対策を行いましょう。

■一般常識・SPI模擬試験

就職試験で課されることの多い、一般常識の模擬試験を行ないます。
中央ゼミナール教室、自宅のどちらで受験することも可能です。

回数 料金
1回 5250円
※3回以上で割引いたします。

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