選んだ理由
私のやりたかったテーマについて関心を持っておられる先生がいらっしゃったため。
試験内容について
語学:英語と第二言語(独・仏・ラテン語の中から1つ選ぶ)の哲学系文章の和訳。分量はだいたい30~60行(年によって差が激しい)くらいだった。対策としてはある程度の量を精読することと,スムーズに和訳できるようになること。私は英語はバートランド・ラッセル『西洋哲学史』,独語はニコライ・ハルトマン『哲学入門』を和文と照らし合わせて読むことで対策した。
専門:哲学の重要単語について。10問から5問を選択肢,1000文字以上でその用語の概要を書く。古代・中世・近代・現代から出題される。対策としては岩崎武雄『西洋哲学史』九鬼周造全集(現代)のノートを作り,中央公論社『哲学の歴史』をいくつか読む。時間内に書ききれるように,実際に書く練習をしてみる。
受験生へのアドバイス
受験を考えているのなら,早めに対策することが大事です。毎年6月ごろに開催される入試説明会には必ず行ってください。また同志社の学生またはその近くにお住まいの方であれば,大学院を受験する学生に対して教授が勉強会を開いている可能性もありますので,そちらに参加されることもおすすめです。語学が一番重要で難易度も年々上がってきているので,しっかり対策してください。