合格体験記

京都大学大学院 文学研究科 歴史文化学専攻

選んだ理由</li>

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                  志望する職が学芸員であり、研究職でやっていくための十分な即戦力を身につけたかった。研究分野から言っても京都を離れるつもりはなく、その中で最大限に良い研究環境に身を置くため。

試験内容について

  • 語学
    • 90分間で3題の英文和訳をする。1題は専修ごと、他2題は専攻で共通。下線部訳と全文訳があり、文章量も年によって様々。
    • 内容は例年、専攻共通の2題は様々な地域・歴史学の話題が出るが、今年はすべて日本に何らかの関係のある話題で解きやすかった。専修の問題も下線部以外を読まなくても訳せるものだった。全体的に文章量も少なく、易化したと思う。
  • 専門
    • 一次は論述2問のうち1問+語句説明10問のうち5問+他専修の1問を選択する。
    • 論述は自分が専門とする時代と近い時期が出たので十分に書けた。語句説明は4,5行書けたものが2問、残りは2,3行。他専修の問題は東洋史を選び、知っていることだけ詳しく書いた。
    • 二次は古文書翻刻1問+漢文4時代のうち2問を選択する。くずし字は近年の中では分量が多かった。漢文は自分が専門とする時代に近いものを選び、経験・知識を総動員してできる限り読解した。

受験生へのアドバイス

同専修(日本史学専修)を受験するのであれば、特に二次試験対策について、古文書翻刻は荘園文書を中心とした中世古文書での演習、漢文は日頃の研究で資料を積極的に読むことが重要だと思います。

一次については専攻に共通して言えると思いますが、まず英語は大学受験+αレベルの単語力、大学受験レベルの文法把握力を固め、世界の諸地域・著名な歴史家の英語表記を知っておきましょう。歴史学に関する様々な話題に触れておくことも大いに役立ちます。

専門は高校教科書の知識を固め、論述と語句説明の似た問題を相互活用しながら演習すると良いです。他専修についても高校教科書本文に加えてコラム記事まで頭に入れておきましょう。

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