選んだ理由
精神分析・分析心理学に関心があり、また研究者育成コースが設置されているため。
試験内容について
- 語学:英文全訳が2題(科学論や社会科学系で抽象的)。見慣れない単語(心理英語ではないため)やとりにくい構文が出てくる。75分で解くには適切な分量の英文であると思う。
- 専門:Ⅰ・Ⅱが抽象的な課題についての論述、Ⅲがテーマが明確な論述、Ⅳが語句説明という例年通りの構成であった。Ⅰ・Ⅱのテーマから連想を結びつけることが難しいと感じた。90分ではギリギリだったように思った。
受験生へのアドバイス
英語は構文をとれるか否かが重要であると思います。比較や省略は再度確認しておくべきです。
専門は、発達・認知、臨床心理学(心理臨床心理学)について適切な知識を蓄える必要があります。Ⅰ・Ⅱはテーマが抽象的なのでマインドマップなどを作って、そこからテーマに最もあっており、正確に覚えているものを書く練習が必要だと思います。自由度が高い分、テーマと概念をいかに結びつけるかが重要になると思います。
参考文献
- 京大英語25ヶ年(赤本)
- 『Z会英語構文必修100』
- Harvard Educational Review
- 過去問
- 『心理臨床大辞典』
- 『よくわかる臨床心理学』
- 『臨床心理士試験対策心理学』
- 『発達心理学』(東大出版社)