合格体験記

東京農工大学 工学部 電気電子工学科

選んだ理由

やりたい研究があったから。また、毎年合格者を多めに出していて、高専で取得した単位もたくさん変換してもらえるから。

試験内容について

英語は、文中の単語から下線部の単語と同じ意味の単語を選ぶ問題。下線部を和訳する問題。英訳、英作文の問題はなかったが、全体的に少し難しめだった。

専門は、「電磁気」では直線電流が周りに作る磁界の問題。少しひねってあったが、よく考えればわかった。「電気回路」からは、直流・交流回路の電力を求める問題。

受験生へのアドバイス

英語は単語と熟語がわかっていれば簡単に解けたのでたくさん覚えたほうがいい。数学ではあまり差がつかないと思うので、ミス無く解くことが重要。物理は周りの受験生はできてないと言っていた。自分も全くできなかった。全科目、しっかりと全部の尾範囲をやっておけば問題ないと思う。

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東京農工大学 工学部 生命工学科

選んだ理由

癌細胞の研究や幹細胞を使った研究に興味があったため。

試験内容について

  • 数学:微分方程式、累次積分、固有値の問題 英語:中くらいの読解問題が2つ、再生可能エネルギーを推奨するアイデアを2つ40~50単語で書けというライティングの問題
  • 理科(化学):電子軌道、解離定数、近似の証明、化合物の構造を書く問題、ラセミ化の原理、モル分子量の計算など
  • 専門(化学についての口述試験)
    • 生化学(タンパク質・脂質・核酸の分解酵素・結合名など)
    • 有機化学(ヘモグロビンについて、マルコフニコフ則など)
    • 無機化学(ハロゲン金属元素についてなど)
    • 物理化学(クーロン力について、遊離度、リン脂質についてなど)

受験生へのアドバイス

数学と英語はしっかりと対策をたてられていたので解けたが、化学はもっと早い段階から対策を立てるべきだったと後悔した。化学の対策もしっかりやった方がいい。

化学については、教科書の最初の方に出てくる内容が多かったが、難易度が高かった。

口述試験では少しわからなくて詰まると試験官の人がヒントを出してくれ、そのおかげで何とか答えられたというところが多かった。本当に幅広く化学について勉強しておかないといけないと思った。

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東京農工大学 工学部 化学物理工学科

選んだ理由

エネルギー系の研究室が多いため。

試験内容について

  • 英語:90分間で大問 3 つが出題されました。400 字程度の長文が 2 題と40-50 字の自由英作文が 1 題でした。長文は記号問題を中心に,説明問題,和訳,正誤問題もありました。自由英作文は「政府はどのようにして個人や企業に再生可能エネルギーをすすめるべきか」といったテーマでした。難易度はそこまで高くありませんでした。
  • 数学:過去問と似たような問題ばかりでした。極値を求める問題,重積分,固有ベクトルを求める問題,微分方程式 が出題されました。
  • 化学:難易度は例年通りだと思います。①分子軌道,平衡・滴定 ②ファンデルワールスの状態方程式, ボイル温度 ③有機化学がまんべんなく という出題内容でした。

受験生へのアドバイス

農工大の数学は過去問が重要だと思います。基礎固めが終わったらできるだけ多くの過去問を集めて解きまくりましょう。英語は大学入試の問題をしっかりやっておくと本番は余裕で解けると思います。神戸大学と出題形式が少し似ているように感じたので,「神戸の英語 15カ年」という本が良いと思います。<br>農工大の化学は難しいです。特に物理化学が難しいです。記述問題が多いので教科書をしっかり読み込んでおくと良いと思います。農工大の過去問はもちろん,他大学の過去問もたくさん解いておくと良いと思います。

参考文献・参考図書

  • 数学:「編入数学徹底研究」「編入数学過去問特訓」「キャンパスゼミ 線形代数」「キャンパスゼミ 微分積分」
  • 化学:「有機化学演習 基本から大学院入試まで」「演習無機化学 基本から大学院入試まで」「分析化学演習」「基本物理化学」「物理化学演習」

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