概ね長文が2つ出題されます。
単語、和訳、並べ替え、内容理解などの問題が基本です。
特に意味の近い単語を選ぶという問題が非常に多いのが特徴的です。
基本的には選択問題ですが、日頃より単語の意味をきちんと覚えておく必要があります。
また、前置詞や接続詞の問題も空欄埋めで出題されたりもします。
これは文法力を問われているので、文法が苦手な人はしっかり基礎固めをする必要があります。
これは並べ替え問題も同様です。
和訳は短めですが、訳しにくい単語が出てくるので、分かりやすい日本語にする力が求められます。
内容理解の問題は、タイトルの選択や正誤選択の問題で出題されますがあまり多くはありません。
英語、教育、言語、社会言語学などのテーマから出題されます。
1つのテーマが示され、それについて日本語であなたの意見を論じなさいというものです。
まずは、過去問などを利用して、自分の意見を分かりやすくまとめる練習をすると良いでしょう。
その際、自分がそのテーマについてどのような立場で(反対なのか賛成なのかなど)論じているのかをはっきりさせることと、そう思う理由を具体例などを用いてわかりやすく説明することが求められます。
どれくらい論理的に書けるかが見られているので、説得力のある文を書くことを意識して練習していきましょう。
テーマとしては、英語、教育、文化など、比較的一般的な内容です。
以下のどちらかで出題されています。
(ただし出題形式は年によって異なります。)
(1) の出題形式の場合は『内容』と『長さ』が重視されます。
決まった時間内でIntroduction-body-conclusionのまとまりのある英文を書かないといけないので、TOEFLのwriting対策のような勉強法が有効になるでしょう。
まずは英語のエッセイの書き方を学んでおきましょう。
(2)
の出題形式については、質問に答える形式になるので、エッセイを書くのとは少し異なりますが、自分の意見についての理由(Supporting
details)をしっかり書けるようにしなければならないのは同様です。
したがって、(1)の問題形式を練習しておくことで(2)の対策にもなるでしょう。