新潟大学医学部医学科第二年次編入学 傾向と対策

投稿者: | 2014 年 12 月 16 日

医学部編入学 【生物編】

[出題形式]
例年、2題の大問から構成される。適語挿入問題や選択式問題、説明文に対して適切な用語を答えるタイプの問題が多く出題される。平成23年に、初めて文章記述を求められる問題が課されて以来、年々その割合は増加傾向にある。記述式の問題にも対応できるように、問題集で解きなれておく必要がある。

[出題範囲]

平成25
1 タンパク質の基本的な構造 突然変位
2 免疫

平成24
1 DNA複製 メセルソンとスタールの実験
2 酵素 アミラーゼ

平成23
1 神経
2 遺伝

平成22
1 転写 翻訳
2 生体膜

平成21
1 細胞周期 DNA複製
2 免疫

平成20
1 発生
2 腎臓

過去6年間(平成20-25年)の出題範囲は高校学習内容からであった。来年度も同様の出題範囲であることが予想される。頻出分野は遺伝、分子遺伝、免疫である。また、これまでに、植物や生態、進化・分類に関する問題は出題されていない。だが、これらの分野から突然出題される可能性も十分考えられるので、高校学習範囲を一通り学習しておくことをお勧めしたい。

[出題難易度]
標準的な難易度の高校生物問題集を難なく解くことができれば問題ない程度である。

宮路先生