編入学の勉強について

投稿者: | 2010 年 3 月 16 日

 編入試験の勉強をするといっても、多くの人が、実際には編入試験対策の勉強ばかりしていられるわけではありませんよね。今通っている大学の授業があったり、大学の定期試験があったり、通学に時間がかかったり、アルバイトをしていたり……。編入試験を目指している多くの人が、現実問題として、「時間がない!!」と感じているのではないでしょうか…。私もそのように思っていて、時間のやりくりには結構気を遣いました。これは編入試験の勉強に限ったことではないかもしれませんが…

 けれど、時間がない!と過剰に悲観することはないと思います。そのように安心できる一番の理由は、「みんなそう思って焦っているから」です。中央ゼミナールで編入試験の勉強をしている生徒さんは、だいたいみんな「時間がないんです!」と言います。それは、彼らが今まで勉強をさぼっていたからでも、勉強が遅れているからでもありません。編入試験という試験の性質上、だいたいみんな時間がないという状況におかれてしまうのでしょうね…。だから、「時間がないから、あれもこれもできない」という引き算の考えをやめて、「時間がないのは当たり前。」と思い直して、「自分の手持ち時間、自由時間をどう使うか」考える、足し算型の姿勢に変えてみてはどうでしょうか。

 気持ちも楽になりますし、気持ちの余裕が、学習効率にも良い影響を与えてくれるかも………です。

辻井先生