同志社大学  2年次・3年次編入 社会学部 メディア学科 小論文

投稿者: | 2014 年 12 月 5 日

明日は同志社大学社会学部の編入学試験日です!
京都は12月に入り急に寒くなってきていますので、防寒対策もしっかりして試験に臨みましょう!

直前ですが、今日はメディア学科の傾向と対策です。

毎年、数行程度の設問文を読み小論文を一題書かせる形式である。
例年は「解答用紙1枚に解答せよ」という指示のみで字数指定はなかったが、2014年には「800字以内」と指定されているので、日ごろから800字程度の文章を書く練習をしておくとよいだろう。
テーマは、今日的・一般的なテーマが出題されている。近年のテーマを以下に見てみよう。

2014年 
3年次:食品偽装事件におけるメディア倫理
2年次:災害報道におけるメディアの使命
2013年
3年次:情報の信頼性
2年次:「うわさ」とメディア
2012年
3年次:新興ネットメディアとマスメディア
2年次:モバイルメディアによるコミュニケーション
2011年
3年次:マスメディア離れの原因と結果
2年次:メディア環境におけるインターネットの影響
2010年
3年次:大衆文化の教育的効果
2年次:テレビへの興味の低下

いずれも、細かな専門的知識を問うテーマではないが、最低限、メディアに関する定番のトピックはおさえている必要がある。定番のトピックとは、マスメディアと新しいメディア(インターネット等)の相違や相互関係、新しいメディアの社会的影響、メディアの倫理などである。普段からそうした議論を意識しつつメディアに触れている人には、難しくないテーマであろう。特に、3年次では2年次より多くの議論に触れていることが求められる。テーマに馴染みのない人は、過去問にとりくむとともに、ベーシックなメディア論の教科書・参考書に目を通し、どのようなトピックが今日議論されているのかを知っておくとよい。
2014年は、2・3年次ともに時事的な問題が取り上げられており、日ごろから時事トピックに触れておくことも必要である。やや抽象的に見えるテーマも出題されているが、そうした場合にも適切な具体例を挙げられるように、「ネタ」をストックしておきたい。もちろん、そのうえで自分の意見を論理的に組み立てる文章の練習も必須である。