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以下の要項と説明会日程は過年度のものです。新年度の情報が公開され次第更新します。
国立
関東地方 / 東京都

東京大学大学院

教育学研究科
総合教育科学専攻 臨床心理学コース

本学の伝統を継承しつつ
理論的教育と実践的教育をともに重視する

臨床心理士 公認心理師
第一種

入試時期

以下の情報は過年度のものです。
年1回(9月)

募集人数

以下の情報は過年度のものです。
10名

出願期間

以下の情報は過年度のものです。
令和5(2023)年7月10日(月)から7月14 日(金)まで
ただし、令和5(2023)年7月14日(金)までの消印があり、かつ、7 月24 日(月)までに到着したものまで受け付ける。

試験日

以下の情報は過年度のものです。
(1) 第一次試験(筆記試験)は、令和5(2023)年9月13日(水)に行う。
(2) 第二次試験(口述試験)は、令和5(2023)年9月21日(木)に行う。
(3) 第一次試験は対面で実施し、第二次試験はオンライン方式により実施する。

試験科目

(1)外国語(英語)
(2)専門科目
・次の各分野から出題する。

 臨床心理学の理論と技法
 臨床心理学研究法(統計法を含む)
 発達臨床心理学
 社会臨床心理学

(3)口述試験
 ・主として専門科目について行う。
 ・筆記試験の合格者のみ受験することが出来る。

提出書類

研究計画書

合格発表日

以下の情報は過年度のものです。
第一次試験:令和5(2023)年9月19日(火)午後2時ごろ
第二次試験:令和5(2023)年9月25日(月)午後3時ごろ

応募状況

入学状況(研究科全体)
【令和4年度】
志願者数:280名、入学者数:84名

【令和3年度】
志願者数:290名、入学者数:81名

【令和2年度】
志願者数:294名、入学者数:82名

【令和元年度】
志願者数:299名、入学者数:86名

入試説明会

以下の情報は過年度のものです。
2023年度の研究科説明会を以下のとおり実施します。

<日時・場所>2023年5月24日(水)13:20 – 18:10
全体説明会会場:伊藤謝恩ホール(伊藤国際学術研究センター)
 (全体説明会:オンライン同時配信<ハイフレックス>)
コース別説明会場:PDFのとおり
 (コース別説明:対面又は対面及びオンライン同時配信<ハイフレックス>)
※「ハイフレックス」は対面又はオンラインのどちらでも参加可能です。

<プログラム>
12:50 受付開始(全体説明会会場前)

13:20 ~ 14:50 研究科全体説明
-研究科長挨拶
-2024年度入学試験について
(研究科概要説明含む)
-各専攻・コースの紹介
[総合教育科学専攻]
1.基礎教育学コース
2.比較教育社会学コース
3.生涯学習基盤経営コース
4.大学経営・政策コース
5.教育心理学コース
6.臨床心理学コース
7.身体教育学コース
[学校教育高度化専攻]
8.教職開発コース
9.教育内容開発コース
10.学校開発政策コース
-質疑応答
15:20 ~  コース別説明(詳細はPDFを参照)

<申込方法等>
参加費は無料です。
全体説明会及びコース別説明のオンライン参加を希望する方は、事前申込が必要です(ただし、臨床心理学コースは対面・オンライン参加のどちらの場合でも事前申込要。)。

https://www.p.u-tokyo.ac.jp/entrance/graduate

研究科の概要・特色

臨床心理学コースは、「心の時代」とも称される21世紀にふさわしい社会システムを構築するために必要な、臨床心理学的な知的基盤を提供しています。目的とするのは、臨床心理士やスクール・カウンセラー等の高度専門職業人および研究者・指導者の育成であり、2018年度からは公認心理師制度に則したカリキュラムもまた用意しています。

具体的には、不登校・ひきこもりなどの心理的諸問題に個別対処するだけでなく、広く社会システムの問題としてもとらえ、これを臨床心理学的立場から解明し、予防的な取り組みも重視する専門領域です。その教育においては、これまでの本学の臨床心理学の伝統を継承しつつ、理論的教育と実践的教育をともに重視し、多文化的な視点に開かれた国際性を身につけることを重視します。

求める人材

【求める学生像】
・教育と人間、教育と学校、教育と社会とのかかわり等、教育の基礎科学あるいは
 応用実践について研究を推進し、専門的な研究に従事することを目指す人。
・教育学やその隣接領域と教育実践とのかけ橋となり、高度な教育活動を推進しようとする人。
・教育にかかわる幅広い関心を有し、社会のさまざまな分野において、高度で専門
 的な知識を生かした職に就こうとする人。

担当教員

■指導教員/研究分野

●能智 正博 教授/臨床心理カリキュラム論
語り(ナラティブ)は個人の「内面」の表現であると同時に、個人の世界を作り上げる実践です。臨床実践とは個人の語りの再構築を支援することであり、コミュニティの語りに対する働きかけでもあります。私は、障害や慢性疾患をもつ方々などの語りやライフストーリーの特徴とその生成変化、生涯発達のなかでの自己語りの変化や主体価値の発達過程などをテーマに研究を進めています。また、語りを捉える質的研究の方法論・技法論の整理と普及にも努力しています。

●高橋 美保 教授/臨床心理システム論
個人に起こる心理的問題は、個人的要因のみに起因するのではなく、個人が生きる社会的要因の影響も受けています。また、個人に起こる心理的な問題が社会の問題を浮き彫りにしていることもあります。このような視点から、個人の生きにくさを、コミュニティや社会といった視点から理解し、個人・組織・社会を援助する具体的な方法論と理論を構築するための研究や実践を行っています。特に、就労、復職、失業など働くことにまつわるメンタルヘルスに注目し、現代社会の中で個人が自身のライフキャリアを構築し、生き抜くことを支援するための研究や実践を行っています。

●滝沢 龍 准教授/臨床心理カリキュラム論
「ストレスと心身の健康」や「こころの健康科学」の研究と予防教育カリキュラム開発に関心があります。様々なストレス要因や逆境体験に関わらず,心身の健康を保てるようレジリエンスをもたらす認知行動理論と実践法の実証を目指します。社会環境(家庭・学校・職場)における科学的実証のため縦断的コホート,双生児法,脳科学などの手法で迫ります。精神科医としての経験を活かしながら,生涯発達における健康増進・発症予防(<育み・守る>)のために,<見える化>するテクノロジー(生物学的指標やIoT 技術等)も用いて,日常生活場面で利用できる非侵襲的な予防介入法・評価法の開発と効果研究に取り組みます。

●野中 舞子 講師/発達臨床心理学
「様々な“生きにくさ”を抱えた子供とその家族をどのように支援することで,将来その子が成長した時に,よりよい人生を送ることができるのか,そんな大きな問いを実践と研究を通して明らかにしていきたいと考えています。特に,児童・思春期に発症した強迫性障害とチック障害(特にトゥレット症候群)の支援について学生の頃から研究してきたため,強迫性や衝動性という特性に対するアプローチに関心があります。その実態の理解,内的な体験理解,家族支援,認知行動療法によるアプローチの発展に取り組んでいきたいです。

所在地・連絡先

〒113-0033
東京都文京区本郷7-3-1

教育学研究科TEL:03-5841-3908
WEB:http://www.p.u-tokyo.ac.jp/

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