私立
近畿地方 / 大阪府

関西福祉科学大学大学院

社会福祉学研究科
心理臨床学専攻

心理臨床家、現代人の「適応不全」に 真っ向から取り組む高度専門職業人を養成

臨床心理士公認心理師
未指定

入試時期

年2回(9月、2月)

募集人数

10名(前期一般:7名、後期一般:3名・社会人:前期後期若干名ずつ)

出願期間

前期:2021年8月20日(金)~9月3日(金)
後期:2022年1月21日(金)~2月4日(金)

試験日

前期:2021年9月11日(土)
後期:2022年2月12日(土)

試験科目

一 般:英語、専門科目、面接(個人、集団)
社会人:専門科目、面接(個人、集団)

提出書類

履歴書・志望理由書、研究計画書(日本語2000字程度)

社会人入試

■出願資格
・一般選抜の出願資格を有し、かつ、入学時までに2年以上の社会福祉施設・医療機関・国および地方公共団体、教育・研究機関、一般企業の就業経験を有する者。

合格発表日

前期:2021年9月17日(金)
後期:2022年2月18日(金)

応募状況

【2018年度】
前期日程:志願者2名、合格者2名
後期日程:志願者

【2017年度】
前期日程:志願者15名、合格者11名
後期日程:志願者8名、合格者3名

入試説明会

大学院だけのオープンキャンパスは開催していませんが、例年、心理科学部のオープンキャンパスに大学院の受験を考えておられる方々も参加されています。
大学の雰囲気や、先生方の様子をみていただくことができ、また、個別のご相談も可能です。ご参加をお待ちしています。
ご興味のある方のために日程をご紹介しておきます。直近は、6月20日(日)ですが、続いて7月11日(日)、7月24日(土)・25日(日)、8月7日(土)、8月22日(日)です。
前期入試の受験を考えておられる方は、8月26日からの出願受け付けより前に、ご参加いただくとよいかと思います。
大学院受験を考えておられる方では、入試広報部にご連絡・ご予約いただき、指導ご希望の先生とパーソナル面談(対面・WEB)をされる方も少なくありません。

進路状況

・2020年10月現在、把握している情報では、これまでの修了生のうち33名が昨年の公認心理師試験を受験し、30名が合格しています(約91%)。
・平成24年度「臨床心理士」資格試験には10名合格しました。
・平成22年度までの全修了生92名中69名が同試験に合格しています(合格率75%)。

今後の展望

2022年度入学生より、本大学院 心理臨床学専攻では、「臨床心理士」資格は取得できなくなりました。

研究科の概要・特色

 現代を生きる人間は、年齢・性別はもちろん、経済的に豊かであろうとなかろうと、誰もが、それぞれの問題に直面しながら生きています。現代社会の特質は「変化」と「複雑性」そしてその「スピード」にありますが、そこから現代の適応不全の問題が生まれてきており、現代人すべてが「適応」の問題に直面しているのです。福祉における支援とはその意味で、人々への適応支援そのものです。現代人の適応不全の克服をどう支援するかが福祉の最大課題といっても過言ではないでしょう。本学の心理臨床学専攻【修士課程】はまさに適応支援の専門家を臨床心理学の立場から育成しようとするものに他なりませんが、本専攻が社会福祉学研究科に設置され、「臨床心理学」専攻ではなく支援を第一義的課題とする「心理臨床学」専攻であるゆえんもそこにあります。
 臨床心理学は今日の行動科学と認知科学それらの関連科学の集約の成果でありますが、「心理臨床学」専攻は、本学が標榜する「臨床福祉学」における「臨床」の精神を基底に、家庭、学校、コミュニティ、医療、産業における適応不全の諸相に人々が真っ向から立ち向かえるための心理支援を実践できる高度専門職業人・心理臨床家を養成します。そこでは、広く人間生活と福祉全般を対象とする「癒し」の臨床とともに、関連諸科学の成果を取り入れた人々の心身の健康や幸せに直接的・積極的貢献をめざし、また、そのために地域の諸臨床機関との連携を図るなどの支援環境の整備も着々と進めています。

求める人材

 心理学全般の専門的知識と技術を基礎にして、教育、医療、福祉、三号、地域の臨床領域で心理支援の高度専門職業人を目指す人を求めています。

担当教員

■教員(専門分野)/受験者へのメッセージ
●相谷 登 教授
【非行少年及び犯罪者の家族関係、裁判における量刑選択に関する心理的事象、夫婦の離婚と親権者にまつわる諸問題】
公認心理師の活躍が期待される5領域の一つでもある司法領域に特化した「司法・犯罪分野に関する理論と支援の展開」を担当します。犯罪者に関わる関係機関はもとより家事事件(離婚、後見制度など)関連の心理学的事象を取り扱います。

●栗村 昭子 教授
【投映法、パーソナリティ、病院臨床】
臨床の人たちは、社会変化の影響を受けやすいものです。”今起きつつあるりんしょうしんりがくてきなテーマ”を研究します。方法として投映法による調査研究も含み、研究対象は思春期から高齢者までになります。また研究だけではなく修了後即戦力となれるように、投映法の指導も行います。

●宇惠 弘 教授
【セルフ・エフィカシーの発達・形成】
セルフ・エフィカシーの発達過程・形成過程に注目し、得られた知見からセルフ・エフィカシーを向上させる方策の提案をすることが研究テーマです。研究演習では、今後の研究や実践で役立つように、各人の研究テーマに適したデータの収集方法と分析方法を習得できることを当面の達成目標としたいと考えています。

●小笠原 將之 教授
【精神病理学、精神療法学、臨床哲学、投映法心理検査(ロールシャッハテスト)】
人間の心はどのように成り立っているのか、「心の病」とは一体何なのか、その治療とはどういうことなのか、などの精神医学・心理学の最も根源的な問題を、地道な臨床実践を通して、また哲学的・宗教的な観点も交えながら研究しています。

●木村 貴彦 教授
【認知心理学・人間工学】
人間の認知特性について、基礎的・実際的側面より明らかにしていきます。安全性・効率性などに関わる諸問題から研究課題を導出し、認知心理学的手法による検討から得られた知見を実際の場面に還元していくことを目指します。

●櫻井 秀雄 教授
【自閉スペクトラム症(ASD)・2次障害予防・アイデンティティ形成・自尊感情・仲間関係支援・余暇活動支援プログラム】
「発達診断と発達エ印象心理学的支援」をテーマとして、特に自閉スペクトラム症(ASD)およびその周辺の発達障害への治療・教育的介入と環境との関連性について臨床体験を通じて学ぶとともに、修士論文の作成指導を行います。現在、ASD児者の2次障害予防アイデンティティ形成に関する臨床心理学研究として、ASDの発達特性をポジティブに活用することで自尊感情の向上を促す余暇活動支援プログラムの開発に取り組んでいます。

●島井 哲志 教授
【ポジティブ心理学介入、ポジティブ心理学アセスメント、ポジティブ教育】
心理学のめざす人間の幸福を実現するために、新しい運動としてポジティブ心理学が提案された。これに続いてさまざま研究が行われ、世界的に、社会心理学、教育心理学、臨床心理学、発達心理学、認知心理学などに変化を与え、また精神医学、経済学、経営学などの他領域を巻き込んで新しい心理学が始動している。ここでは、これらの最新の研究に基づいて、その進歩に貢献する研究と実践を行う。

●多田 美香里 教授
【認知心理学】
空間認識、身体感覚、日常的記憶と感情、機器の操作性などを検討しています。特に最近では把持動作(ものをつかむ)に知覚表象(もののとらえかた)のプロセスがどのように関わるのか、またそこに加齢の影響はあるのかということに関心を持っています。

●谷向 みつえ 教授
【子育て支援、保育、児童福祉領域の心理臨床】
子育て支援、母子保健、保育、児童福祉施設など、親と子の育ちの領域における臨床実践を通して研究を進めます。子育て不安や虐待など課題が山積する実践現場で、子どもの健やかな発達の基盤形成の支援を目的に、Attachmentや関係性の発達という視点から事象を捉え、現場に還元できる研究を目指します。

●長見 まき子 教授
【働く人のメンタルヘルス、EAP(従業員支援プログラム)、現場復帰支援】
働く人のメンタルヘルスやストレス反応に影響を与える心理社会的要因の検討を行います。それに基づき、働く人のメンタルヘルスへの心理的援助方法に関する研究を実践的に展開します。また、EAP研究所でうつ病休職者に対する職場復帰支援プログラムの実習を行う機会もあります。

●福田 早苗 教授
【健康心理学、予防医学、公衆衛生学、精神神経内分泌学】
乳幼児から成人(含む労働者)までを対象とした生活習慣・ストレス・披露に関する調査研究及びバイオマーカーを用いた心身医学的研究を研究テーマにしています。これに関連した介入研究もテーマの1つです。

●山田 冨美雄 教授
【ストレスマネジメント、健康心理学、災害心理学、生理心理学、心理教育】
心と身体の科学「生理心理学」を専門とし、心身の健康づくりも心理学を活かすための研究が私の専門です。農駅や血圧、心拍数など生体反応や、唾液中のコルチゾールを測定することによって客観的なストレスを測定・評価し、的確な対処法を適用します。

●津田 恭充 准教授
【臨床心理学、社会心理学】
例えば、「この国の喫煙率は何%か」と聞かれたとき、喫煙者は非喫煙者よりもその数値を高く見積もる傾向があります。こうした思考の偏りを認知バイアスと呼びます。さまざまな認知バイアスが精神的健康とどのように関連しているのかを明らかにすることが最近の研究テーマです。

所在地・連絡先

〒582-0026
大阪府柏原市旭ケ丘3丁目11-1

入試広報部TEL:072-978-0676
WEB:https://www.fuksi-kagk-u.ac.jp/faculty/g-psychology/

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