以下の要項は過年度のものです。新年度の情報が公開され次第更新します。
国立
中国地方 / 島根県

島根大学大学院

人間社会科学研究科
臨床心理学専攻

臨床心理士としての高度な 専門性と実践力を獲得します

臨床心理士 公認心理師
第一種

入試時期

以下の情報は過年度のものです。
年1回(9月)

募集人数

以下の情報は過年度のものです。
10名

出願期間

以下の情報は過年度のものです。
2023年8月16日(水) ~ 8月22日(火)

試験日

以下の情報は過年度のものです。
2023年9月8日(金)

試験科目

英語(辞書の持ち込み可)、専門科目、口述試験
配点:筆記試験250点、口述試験50点
入試区分ごとに合計点の上位から,基準点を満たした場合に合格とします。同点の場合は,同順位とします。

提出書類

研究計画書

社会人入試

■出願資格
 社会人入試に出願できる者は、①社会人であって、②志望するコース(教育分野)に係わる学術論文や研究報告等を2点以上有する者とする。
 ①の社会人とは、出願時に出願資格を取得後3年以上経過した者とする。

■入試内容
 教育実践・研究業績書又は学術論文・研究報告等の審査をもって、外国語科目の得点に代替し、専門科目及び口述試験を行う。
 なお、学術論文や研究報告等は、臨床心理分野に係わる内容のもので、公刊又は公刊予定のものとする。具体的には次のものとする。

①著書
②翻訳、辞書・辞典等の項目執筆
③論文:学会誌、研究機関等の研究紀要、商業雑誌等に掲載されたもの。
④研究報告:地区研究会、都道府県・文科省等の指定研究発表会、
 小・中・高教研等の研究会及び民間の研究会での報告書あるいは教育実践報告

合格発表日

以下の情報は過年度のものです。
2023年9月25日(月)

応募状況

■過去の入試結果 
【令和5年度】
志願者25名、受験者22名、合格者12名

【令和4年度】
志願者25名、受験者23名、合格者12名

【令和3年度】
志願者19名、受験者19名、合格者10名

改組前(教育学研究科)
【平成24年度】
志願者:39名、受験者38名、合格者21名

【平成25年度】
志願者:36名、受験者34名、合格者21名

【平成26年度】
志願者:37名、受験者35名、合格者21名

【平成27年度】
志願者:23名、受験者20名、合格者16名

【平成28年度】
志願者:11名、受験者11名、合格者9名

【平成29年度】
志願者:27名、受験者25名、合格者11名

【平成30年度】
志願者:25名、受験者25名、合格者10名

【平成31年度】
志願者:17名、受験者15名、合格者8名

【令和2年度】
志願者:16名、受験者14名、合格者9名

備考

【改組】
島根大学大学院人文社会科学研究科及び教育学研究科臨床心理専攻では、令和3年4月に既存の大学院を改組し、新たに 人間社会科学研究科(修士課程) を設置します。

【過去問題】
公開(コピー不可)
※過去3年分の試験問題をホームページにて公開。ただし、著作権との関係で掲載できない場合があります。

研究科の概要・特色

臨床心理学専攻では、高いレベルの臨床心理査定能力・臨床心理面接能力・臨床心理地域援助能力を基盤として、医療、福祉、教育、司法、産業領域で、カウンセラー等として活躍できる専門職業人を養成します。現代社会では、乳児期から見られる児童虐待への対応と家族の支援、企業におけるメンタルヘルスの問題、認知症患者への支援等高齢者への臨床心理学的援助などの諸問題に十分に取り組む必要があります。そのためには、法や制度、地域経済、地域の歴史や文化、社会福祉、また身体や脳の構造と機能に関する高度な科学的知見など幅広い学際的知識を持つことが必要です。人間社会科学研究科では、社会創成専攻との連携により、これまでと同様の高いレベルでの臨床心理学の専門知識と技能を身につけながら、福祉関係の職種との多職種連携や、産業・労働分野における社会問題の深い理解に基づく臨床心理的支援など、これまで十分には教育が行えていなかった幅広い学際的な知見を身につけた人を養成することができます。こうした人材が社会的な評価を得て活躍できることを担保するため、公認心理師と臨床心理士の双方の受験資格を得ることが可能となる教育課程を編成しています。

求める人材

・学校臨床及び臨床心理地域援助に関する高度な専門性を身につけ、山陰地域や全国の学校現場でスクールカウンセラー等として活躍したいと考える人
・臨床心理地域援助に関する高度な知識・技能を身に付け、山陰地域や全国で臨床心理士として活躍したいと考える人

担当教員

●岩宮 恵子 教授(心理療法・思春期臨床・異界・イメージ表現・夢分析・物語論)
現代の人たちが抱えるさまざまな問題を、この世とは異なった世界(異界)という視点と日常との関係から考えています。そして特に思春期の心の特性と「異界」との関係について、イメージ表現や、ネットの問題などを通じて研究しています。また人の心を深い部分で支えていく「物語」の力について、心理療法との関係のなかで考えています。

●高橋 悟 教授(心理療法における主体性と自己理解のあり方について)
人の心について知りたいと思ったとき,それは人が自分をどう捉えているかを知りたい,つまり自分について知りたいという場合であることが多いように思います。また逆に,自分について知ることで,自分は人をどのように捉える傾向があるのか,分かってきます。人を理解したい人にも,自分について知りたい人にも,臨床心理学をおすすめします。

●野口 寿一 准教授(夢分析・遊び・描画などイメージを用いたカウンセリングに関する研究、現代の人々のこころのあり方に関する研究)
「カウンセリング」というと、悩みを相談する時間というイメージですが、実は、今はまっていることの話、見た夢の話、絵を描くこと、子どもだったらおもちゃで遊ぶことなど、一見悩みと関係なさそうな作業がこころを動かしていくことがあります。人間科学部の心理学コースでは、こころの癒しの可能性について、様々な角度から、しかも、臨床実践としっかりと結びついた形で学べますので、興味をもたれた方はぜひ一緒に臨床心理学を学びましょう。

●高見 友里 准教授(風土心理研究,夢分析,スクールカウンセリング)
古事記や風土記にあるように、古代の人々が何を考え、どのように生きていたのか、に関心があります。普段は「こころとそだちの相談室」や、島根大学教育学部附属校園のスクールカウンセラーとして、臨床を行っていますが、さまざまな方のお話を聴いていると、現代を生きる私たちの深層心理にも古代人の感性が息づいていることに気づかされることがあります。そういった古層のイメージ・神話・風習という視点から人間の心について考えています。

●石原 宏 准教授(箱庭療法の研究・心理臨床の研究法に関する研究)
心理臨床の実践と箱庭療法の基礎研究を通して、人間の心について考えています。特に、客観的にはまったく無意味に思えるようなモノや出来事に、人生を左右するほどの主観的意味を見出していくような人間の心の働きに関心をもっています。

●三鴨 朋子 特任講師

●高野 由美子

●佐々布 亜希子

キーワード

  • プレイセラピー
  • スクールカウンセリング
  • 箱庭療法
  • 芸術療法
  • ユング
  • 発達臨床

所在地・連絡先

〒690-8504
島根県松江市西川津町1060

教育・入試企画課TEL:0582-32-6073
WEB:http://www.shimane-u.ac.jp/nyushi/

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