傾向と対策

中央大学大学院 文学研究科 英文科専攻

■専門科目

■ 傾向

英文学専攻の専門試験は、(1)用語説明問題(2)論述問題です。(1)は、例年15から20題の用語の中から5項目を選んで論ずる問題となっています。出題されるテーマは、英米文学、英語学、英米哲学などで扱われる重要概念です。(2)は、(1)と同様のテーマについて、比較的長い文章でより詳細に論述する問題です。

■ 対策

(1)や(2)の問題で扱われるテーマは、英米文学、英語学、英米哲学などの分野の中でも基本的で重要なものばかりです。たとえば、“Globe Theatre”(グローブ座)“Gettysburg Address”(ゲティスバーグ演説)“Naturalism”(自然主義)“sentence adverb”(文副詞)などです。ですので、それぞれの専門(英米文学や英語学など)を扱う参考書を用いて、用語を確認しておく必要があります。さらに、そうした概念をわかりやすく説明できるように、各専門の重要概念を要約する訓練をしておきましょう。

■英語

■ 傾向

英文学専攻では、外国語に「英語」を選択することになります。「英語」は(1)各専攻共通問題と(2)英文学科のみの問題があります。(1)の英語試験の問題は、例年2問出題されます。出題傾向については、第一問目・第二問目ともに、A4一ページの半分程度の英文を読み、全文を和訳する問題です。(2)については、英語学と英米文学をテーマにした問題の和訳が2題、8-10行程度の日本語の文章を英語に訳す問題です。

■ 対策

全問を通じて、基本的な英文法の知識を十分に身につけておくことが求められるため、基本的な英語構文の理解を深め、自然な日本語に和訳できるように備えておくことが必要です。英文の内容は、基本的な英語学・英米文学の知識を前提とするもの、たとえば、英米圏の言語学の歴史や英語圏の文学(シェークスピア)の重要なテーマを議論するようなものが中心です。そのため、専門的な語彙、言い回し(句動詞など)に関する知識を増やしておきましょう。対策として、英語で書かれた、言語学・文学・文化事情についての入門的なテクストを読んだり、重要な英単語を整理したりしておくことが望ましいでしょう。また、英文学科の英語問題の対策が各専攻共通問題の対策にもなります。

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