傾向と対策

佛教大学大学院 臨床心理学専攻

■英語

■傾向と対策

例年大問2問で構成されており、出題内容としては具体的な心理療法、症状、理論、研究デザインなど幅広く臨床心理学に関する分野が出題されています。実際平成28年度の秋の入学試験ではウォルピに関する文章とマーラーの分離固体化理論について出題されました。主に和訳問題や説明問題です。対策としてはやはり心理学の知識を英語と結びつけながら学習すること、これに尽きます。説明問題はもちろん、和訳をするにしてもその理論を知っているのと知らないのでは、分からない単語が出てきた時の推測をはじめとする和訳の質が異なってきます。また、心理学に関する英語の文章を数多く読むことでよく使われる単語の意味を確認しておくことも重要です。その分野によって頻出の単語というものはやっぱりあるものでこれらも知っているのと知らないのでは和訳の質が異なります。

■心理学

■傾向と対策

例年大問4問構成で記述問題3問と用語説明1問が出題されます。1問目は毎回英語の文章が出題されます。佛教大学がいかに英語に力を入れているかわかりますね。佛教大学の問題の特徴としてはなんらかの素材を提示して、その素材を「臨床心理学的視座」から考察し感想文を書かせたり、対応や留意点を考えさせたりする問題がよく出題されます。対策としては、知識的な学習にプラスして実際どのような症状をどのように表出するのかという面についても学習しておくことが必要であると思います。また、さらに時間制限のある中で自分が感じ取ったことを論理的にまとめられるように論述の練習を反復して行っておくことも必要でしょう。特に教授陣の専門分野については頻出です。対策をしておくことが大切です。実際平成28年度入学試験では発達障害、箱庭療法などについて出題されましたが、この分野は担当生徒と狙いを定めて学習した分野でもあり、その生徒は無事合格しました。

これらの特徴を踏まえ、効率よくまた実際試験で力を発揮できるような学習をしていくことが合格への近道となるでしょう。

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