傾向と対策

同志社大学大学院 文学研究科 英文学科

■大学院入試

■傾向と対策

「下線部を訳しなさい」という問題は必出。文法的には難しくないが、文学的知識があると訳しやすい内容となっている。人物説明、作品名、作家名などに関する問題については、問題に取り上げられている全ての原書を読む余裕はないと思われるなら、ネットなどを利用してサマリーを頭に入れておくことを勧める。 長文は全訳できなくても答えは導き出せる問いが多いが、受験勉強中は、長文を全訳できるようにしておく必要がある。なぜならば、問題の長文は、文学に関するあらゆる情報(歴史的・文化的・社会的・宗教的背景)が盛り込まれている。長文を十分理解すれば、英文学学習は成立する。

在学中の大学で使用しているものでよいので英文学概論などのテキストをよく読んでおくこと。長文に書いてある内容が理解しやすくなるでしょう。世紀ごとの特徴(例えば、ヴィクトリアン・ノベル)や、文学用語(例えば、ロマン主義)などの自宅学習にも英文学概論がふさわしい。さらに、聖書の一節が引用されることもあるので、そのためにも英文学概論は利用できる。「下線部を訳しなさい」という問いで、聖書の一節に下線部が引かれていることはまずないが、意味を知っておくと、理解が深まる。 あと、イギリスに帰化したアメリカ人作家(例えば、ヘンリー・ジェイムズ)についても関心を広げておこう。

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